2009年4月27日 (月)

学力とは何か・・・

「学力とは何か」諏訪哲二 洋泉社 本体740円 2008/12発行

 上記の本を読みました。

 この本の主張は次のとおりです。
 「学力低下はゆとり教育のせいではない。子ども・若者たちの生きる姿勢や社会とのつながりの変化から発生したことを直視せよ。」
 明快に主張していて読んでいて気持ちがいい本になっています。
 そして、本書を読み進めると思い当たることが多く、この主張に共感していきます。(当然、読者によっては反発を感じることもあるでしょう。)
 「『ゆとり・生きる力』派が子どもは社会から構成されると考え、人間的主体、市民的主体のありようを模索しているのに対し、『学力向上』派は子どもは勉強すればいい。勉強すれば立派なおとなになると単純に思い込んでいる気配がある。」
 「普通、小学校の教師は自分たちがいま教えていることを、その子たちの大学受験に結びつけて考えない。つまり、多くの小学校教師は『学力向上』派ではなく、『人間形成』派である。『人間形成』の中に『学力形成』が入っていると思っている。」
 哲学的で難解な部分もありますが、藤原校長さんの和田中の「夜スペ」や陰山英男さんの「本当の学力をつける本」などにもふれながら、現状の教育、学力を論じているのでわかりやすくまとまっています。
 著者は、教育現場を知っている元高校教師ですから、「そうなのか」「なるほど」と思うことが多い本です。
  

2008年10月19日 (日)

正しい方向での工夫と努力

「楽天が巨人に勝つ日」 田崎健太  学研 本体740円 2008/03発行  

 この本のサブタイトルは「スポーツビジネス下剋上」です。 このサブタイトルで、この本の内容の想像がつくでしょう。 スポーツの勝敗そのものではなく、スポーツをめぐるビジネスの工夫や考え方を、「戦い」のように数字を出しながら事実をもとに書いています。実に興味深い本です。 筆者は次のように書いています。 「国際化と地元密着、これに健全経営を加えた、3つが21世紀のスポーツ競技のキーワードであると僕は思っている。」 このような問題意識のもとに「経営」に焦点を当てて、筆者はJリーグや四国独立リーグのことも含めて、詳細な数字をもとに「スポーツビジネス」の変化を未来を予測するかのように書いています。 新規参入の初年度から黒字を計上した楽天球団の考え方や努力と工夫は、スポーツビジネス以外のビジネスでも大いに参考になります。 本書を読むと、顧客(消費者)のことを考えた正しい方向での工夫と努力が、すべての仕事において求められているのを実感します。

2008年6月29日 (日)

がんばろう 東北 

 プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスは、「がんばろう 東北」のシールをヘルメットにはって、7月1日からプレーすることにしたそうです。 そして、地元密着のチームとして、いろいろな被災者支援をしていくとの新聞報道でした。 

 野村監督の著書「エースの品格」(小学館:本体1000円)を遅ればせながら読みました。
 これまでの著書にも書かれていることも多いのですが、イーグルスの磯部選手や山崎武司選手、岩隈投手、田中投手、片山投手、長谷部投手への期待がこれまで以上に書かれていて、すっかり、イーグルスの監督になったのだと感じる内容でした。
 そして、今のプロ球界では、ダルビッシュと川上をエースとしてあげていますが、いずれ、岩隈、田中の両投手も野村監督の下、真のエースへと成長していくでしょう。
 ぜひ、交流戦明けにはチーム一丸となって、今、上にいる球団を乗り越えてリーグ優勝してほしいです!被災者を励ますためにも・・・。
 がんばれ!イーグルス! と応援したくなります。

2007年10月29日 (月)

憎まれ役

「憎まれ役」

野村克也 野中広務 文藝春秋 本体1143円 2007/10発行

 筆者は、楽天イーグルスの監督、野村克也氏と元自由民主党幹事長の野中広務
氏です。
 この二人にはいくつかの共通点があるのだそうです。
 京都府出身ということや血液型がB型ということ、趣味が仕事で、かっとなり
やすく、甘いものが好きで喫煙や飲酒をしない・・・ということなどです。
 この二人が、格差社会を憂い、「危機論」「リーダー論」「機会均等論」「戦
略論」「組織論」「人材論」「人生論」について論じているのですから、実に興
味深い内容になっています。
 二人が、野球と政治を通して、独自の人生論を語り、今の格差社会の状況を批
判している「今を考える」のにはうってつけの本だと思います。

2007年10月21日 (日)

読書の秋の教育書

 教育書が次々と出版される。このhttp://www.meijitosho.co.jp/bookstore/index.html(明治図書)のサイトはいつも新刊書が並んでいる。活字離れ・・・ではあるが、教師はまだまだ活字に親しんでいる。この事実は、貴重だ。読書の秋。教育書に目を通してみるのもおもしろいはずだ。

2007年10月14日 (日)

パターン化

 発問と指示のパターン化

 社会で、発問と指示をパターン化すると作業が明確で取り組みやすい。

 最初に一度具体的に教えておけば、題材を変えれば一年間続けることができる発問と指示である。

 たとえば、次のような発問と指示である。

「~だと大きな店、~だと小さな店という考えをたくさん書きなさい。」(三年)

「県の地図を見て、東は・・・。西は・・・。というように県の東西南北で、気付いたことをノートに書きなさい。三つ書けたら見せにいらっしゃい。」(四年)

「テレビ放送の役割をひと言で書きなさい。」(五年) 

「人物調べをします。資料集を使って、ノート一ページにまとめて書きなさい。今日は、徳川家康です。」(六年)

「写真を見てわかったこと気づいたこと、思ったことを書きなさい。番号をつけて箇条書きにします。」(全学年)

このようなパターンを使うことで、年間を通して、作業に取り組みやすくするのである

2007年8月25日 (土)

求心力

「求心力 人を動かす10の鉄則」 ジョン・C・マクスウェル 著 齋藤 孝 訳 三笠書房 本体 1400円 2007/7発行  

 この本の副題は「圧倒的に人を引きつける人になれ」です。  有事にあって迷わない三つの習慣として次の三つをあげています。 

1 原理原則に従って決断を下せ 

2 自分を安売りするな 

3 「やりたいこと」より「やるべきこと」をやれ 

そして、求心力として次の10項目をあげています。 

1 品格を磨く 2 上手に励ます 3 信頼を勝ち取る 4 耳を貸す 5 理解を示す 6 巧に助言せよ 7 ガイドに徹する 8 結束力を高める 9 後ろ盾になる 10 「志のバトン」をつなげ 

 示されてみれば、当たり前のように思うことがらばかりですが、実行は難しいものばかりです。そして、そのことがらの「意味」を理解して「具体的に」対応し行動するのは、なおさら困難です。その困難さを、少しでも実践に移せるように書かれているのが本書の魅力です。

2007年8月16日 (木)

親が知りたい教室の中の子どもたち

「親が知りたい教室の中の子どもたち」
「エジソンにピカソの才能を求めていませんか」

向山 洋一 著  どりむ社 本体 各1200円 2007/9発行

 著者は、元小学校教師で、日本最大の教師の教育団体TOSSの代表です。
 この2冊は、著者の経験に裏打ちされた具体的な「学校教育論」であり、「家庭教育論」です。
 「親が知りたい教室の中の子どもたち」の中には「人は、愛情を受けることで、人に愛情を与えることを学ぶといいます。だとすれば、子どもの見せる優しさは、家族から受けてきた優しさだと思うのです。」という一節があります。学校での子どもの優しさのエピソードとともに書かれている著者の考えです。
 また、「エジソンにピカソの才能を求めていませんか」には、「親は、ほめて励ましているつもりでも、ほめたあとに次の目標を与えると、子どもは『ほめられた』と感じるより、『今の結果には不満だ。もっと、がんばれ』とお尻をたたかれたように思います。これが親と子の意識のスレです。」という一節があります。これも具体的なエピソードとともに書かれています。
 このように、この2冊は、具体的な話を通して「教育」のコツを述べている、読みやすく分かりやすい家庭教育書です。 

2007年4月22日 (日)

新学期のたたかい

『長い一週間であった。

  アドバルーン叩きに全力を傾けた。 

  アドバルーンが、あがる、あがる、あがる・・・・・。

  これまでの5年間、きっと怒鳴られて、毎時間叱責されて、ほめられず・・・つらかったのだろう。

  だから、どうやって、教師の目を盗むか・・・教師をだましてごまかすか・・・をゲームのように楽しんだのだろう。

  まだ、尊敬も信頼も勝ち得ていない。統率もできていない。一年間、子どもへの目線をはずさず、過ごすことが重要になりそうだ。

  「監視カメラのようだ」「先生は背中に目があるようだ」とやんちゃ坊主たちは言っている。

  寂しいことばだ。お互いに信頼できていない。

  来週も、さらに、穏やかに毅然と淡々と授業で勝負していく。』

2007年4月 8日 (日)

新年度準備

 3月末は、年度末の整理。4月になると新年度の準備・・・とあわただしく過ぎる。そして、明日から、新年度が始まる。楽しみでもあり、不安でもある。

2007年3月18日 (日)

年度末・・・

 年度末です。事務仕事も多いのですが、別れと出会いの準備もしなくてはならない時期です。「先生の教え方がすごくよかったので、できるようになりました。すごく、うれしいです。」このような感想を書いてもらえた今年度は充実の1年と言えるだろうなあ。まずは、別れの準備をします。

2007年3月11日 (日)

視点を変える

 作文の「材料」で好評なものに「視点を変える」・・・というものがある。

 たとえば、桃太郎のお話を鬼や犬の立場(視点)で書かせるのである。けしごむになったつもりで書かせるのである。書き出しをちょっと書いてみせれば子どもたちはすぐに理解して書き始める。

「ぼくは、けいしごむ。いつも紙の上でこすられている。でも自分ではすべっているつもりなんだけどなあ。・・・」というような具合である。

子どもたちは、喜んでおもしろがって書き始める。

2007年3月 4日 (日)

作文の材料

 作文をたくさん書かせたいと思っている。

 そのためには、材料が必要だ。

 地図帳をみながら、「旅行作文」を書かせてみた。

 とても好評。子どもたちは喜んで書く。地図に正確に旅行して書く子もいるし、交通機関を無視して旅する子もいる。どちらでもかまわない。ねらいは、材料をもとに、考えてたくさん書くことだからだ。

2007年2月25日 (日)

次年度に向けて

今年度の残りの授業日が20日を切りました。

早いものです。

次年度に向けて、まとめをしています。漢字の総復習、なめらかな音読、計算の復習、地図帳の統計の読み取り・・・・。

基本的なこと、基礎的なことを身につけさせて進級させたい・・・と教師ならだれしもが思います。しかし、方法がわからないと指導ができませんし、教科書の進度が遅ければそのような余裕もありません。

このようなちょっとしたことの差が、「教師力」の差となるのでしょう。

2007年2月18日 (日)

地域に出る

総合的な学習の時間に地域に出て「名人」を尋ねて調べる学習をしている。

過日は、「こけし」作りの職人さんを尋ねた。

子供の「名人に教えてもらいにきました!」の声で、職人さんの顔がぱっと明るくなった。

子供が地域に出て学ぶことで、地域の人々も元気になる。このような活動はこれからも必要とされることだろう。

2007年2月11日 (日)

版画

 今年度、久しぶりに、木版画の指導をした。
 そのときに大変参考になったのは、日本教育技術方法大系11巻「図画工作科指導大事典」(明治図書)であった。
 下絵から彫り、刷ることまで、この本を参考にして指導した。
 そのおかげで、ひさしぶりであったが、なんとか指導になった。
 この「日本教育技術方法大系」は、非常に便利で役に立つ。授業の百科事典である。どのような授業でも、授業の下調べには欠かせない。有効な方法がいくつか書かれているので、実態に応じて方法を選び、工夫を加えれば、授業がより効果的な指導となる。先輩たちが築いてきた教育方法のよいところを活かすのは当然である。

2007年1月26日 (金)

空気の抜けたボール

体育では、サッカーとバスケットボールをしています。

サッカーでは、少し空気の抜けたボールを使って、「意図的にボールをあげない」ボールを転がしてパスをつなぐことをねらっています。

少し空気が抜けていると、ボールはあまりあがりません。だから、顔や頭にボールがぶつかることも少なくなります。そうなると、女子も少しはサッカーをしやすくなります。

また、バスケットボールでは、ボードにあたれば1点、リングにあたれば2点、ネットを通過してゴールすれば3点というように点数を入りやすくして、楽しみながらゲームをしています。

2007年1月17日 (水)

概数

 算数の概数の授業は日本語の授業のようなところがある。
 それは、「まで」ということばが重要になるからだ。 
 そこで、概数の授業で、「一万の位までの概数にせよ」という問題ならば、万の位の数字のうえに、「まで」と書いておく実践を試みた。そして、千の位を四捨五入で切り上げるならば、「まで」の上に「1」を書くのである。そして、その1を加えて、万の位の概数としての数字が決まる・・・・という授業だ。
 結論は、効果的であった。「まで」を書く位を間違えなければ正答率は高い。

2007年1月14日 (日)

お説教

  掃除が少し手をぬいてだらだらしているように見えたので、掃除後の帰りの話でおおよそ、次のように話しました。

 『誰かが掃除をしないという楽(一時の幸福)をするということは、その分の仕事を他の誰かが代わりに我慢をして、してくれている(一時の不幸)のだ。このようなことが「他人の不幸のうえに自分の幸福を築く」ということで、先生は大嫌いだ。今日の掃除には、そのような行動が見られた。とても残念だ。あと少しで5年生。他人のためになる行動もしてほしい。』

 難しいことを承知で、たまに、お説教をしています。

2007年1月 8日 (月)

学びの原則

「効果10倍の<教える>技術」 吉田新一郎 PHP 本体700円 2006/9発行 を読みました。

 筆者は、学びの原則として九つのことがらを挙げています。この原則が学びの質と量を左右するといいます。
 その九つの原則とは次の通りです。

1 人は皆、常に学んでいる。
2 安心して学べる環境が大切である。
3 積極的に参加できるとよく学べる。
4 意味のある内容や中身を扱うことでよく学べる。
5 選択できるとよく学べる。
6 十分な時間があるとよく学べる。
7 協力できるとよく学べる。
8 振り返りとフィードバックがあるとよく学べる。
9 互いに讃え合ったり、教え合えたりする機会があるとよく学べる。

 中でも、「安心して学べる環境が大切である」というのは、重要でしょう。学校教育では、教室が安心できる場所になっていなければなりません。そのためには、教師が、学級を掌握しているということが何よりも重要なのだと再認識しました。

2007年1月 6日 (土)

参画

 大森 修 先生の著作集(明治図書)を再読しています。
 また、大切なことを読み落としていました。
 「表現力を鍛えるには子どもが参画する学習活動をつくらなければならない。子どもが参画している学習活動で、文体を指導する。だから、文体が子どものものになるのである。このことを忘れてはいけないだろう。」(「第10巻」64ページ)
 忘れてはいけないのに、忘れるどころか、読み落としていました。
 文体が子どものものにならないのは、子どもが参画する学習活動(授業)になっていないから・・・。

 授業の質が問われる・・・ということですね。

2007年1月 2日 (火)

英語より日本語

「英語より日本語を学べ」
竹村健一・齋藤孝 太陽企画出版 本体1500円 2006/6発行

 国民全部に小学校から英語も学ばせたら、虻蜂取らずになり、ただでさえ国語
力が落ちている国で、ますます作文を教える時間が少なくなったら、大変なこと
になってしまう。日本は、読書力、ひいては日本語力を基礎に国力を高めてきた
のだから、その根幹をないがしろにすることになり、国力を弱めることになって
しまう。
 日本人に英語が不要というわけではなく、国民一般としては、英語はそれほど
必要ではない。世界に向かって発信する数パーセントの人にとって、より高いレ
ベルでの英語が必要だ。
 日本人が義務教育で6年間、英語を学んでも身につかないのは、英語を使う必
要のある場がないからだ。
 以上が、筆者たちがこの本で主張したいことだと思います。

 現状では、意見が分かれて当然でしょう。現状を見れば、日本の国語力育成を
しっかりしないといけないとだれもが考えるのではないでしょうか。

2006年12月24日 (日)

道徳で日本復活

「道徳という土なくして経済の花は咲かず」 日下公人 (祥伝社)

  この本の副題は「日本の復活とアメリカの没落」というものです。そして、筆
者の主張は「日本の最大の強みは、世界に冠たる道徳力である」と明快です。
 一国の経済を成り立たせているのは、その国の国民であり、その国民は目に見
えない規範をもって暮らし、経済を作り出しているというのです。
 そして、アメリカの力を頼みに有無を言わせず従わせようとする姿勢は、道徳
的な国家とはとても言えないと手厳しい主張になっています。
 筆者は「お互いに遠慮し合ってこそ『社会』だ」と言います。また、市場原理
と競争だけでは幸せになれないとも言います。
 この本を読んで、アメリカの影響を大きく受けて、市場原理と競争が大幅に導
入された日本が「道徳力」で盛り返せるだろうか・・・とも思い始めました。
 この本の最終章は、「世界が日本の真似を始める」というものです。ぜひ、そ
うなるように、「道徳」や「倫理」を意識して、経済をはじめとする社会を見て
いこうと思いました。

2006年12月17日 (日)

すきを見せる

 子供たちから、さまざまな情報を入手するには、わざとすきを見せるようにしていないと、子供に都合の悪い情報が入ってこなくなります。先生になんでも話せる・・・・先生はわかってくれるから都合の悪いことも話してしまう・・・という状況のほうが、指導に活かせる情報が入ります。すきといっても「指導しよう」という気持ちを前面に出さないようにしておくぐらいで十分です。そして、日ごろから口うるさくなんでもかんでも指導しようとしていないことが必要です。なんでも指導するのではなく、大切なポイントで詰めをあまくせずに指導することが重要なのです。一点突破で全面展開になるものです。

2006年12月 9日 (土)

集会活動

 学校が周年行事を行ったのを利用して、学年で周年行事記念の集会を行いました。4つの学級がそれぞれ独自の企画をして、ほかのクラスを招待するという形でのイベントです。集会そのものに4時間をかけるというおおがかり?なイベントとなりました。

 子供たちは、自分たちの企画でほかのクラスも自分たちも楽しく満足するものにしようと考えました。しかも、執念記念という冠がつきますから、周年にちなんだクイズなど工夫を凝らしました。

 集会後は、お互いに企画をしてくれたクラスへ感謝のメッセージカードを個人で書いて渡すようにしたので、相手の評価や反応もわかって満足度が増したようです。

2006年12月 3日 (日)

いじめを克服する教師の闘い方

 いじめが話題になっていますが、今必要なのは、教師のいじめとの闘いでしょう。そのためには、向山洋一全集第17巻「いじめを克服する教師の闘い方」(明治図書)は必読です。いじめを発見する方法からいじめへの教師の対応、組織としての対応と実に具体的に書いてあります。この本を読んで、すぐにでも「いじめ」に対応することが求められています。

2006年11月23日 (木)

席をゆずる

 校外学習では、地下鉄に往復で約1時間乗りました。

 その1時間に多くの子どもたちが「座席を譲る」という行為を、勇気を持って行っていました。

 地下鉄の方の話では、9時過ぎなのであまり混まないから、大丈夫ですよ・・・と伺っていましたので、安心していたのですが、意外に混んでいました。

 その混み具合がよかったのか、駅名をメモしながら(混んできて迷惑になりそうだったので、無理させませんでした。)喪緊張して乗っている子が多く、席を譲る光景も見られました。

 帰りは、午後2時過ぎで、なおかつ始発駅から乗るということもあり、余裕がありました。しかし、子供たちは(遊び?)疲れていました。

それでも、席を譲る光景がたくさん見られました。乗車中のマナーも落ち着いて座っていてとても立派だったと思いました。

 ありがたいことに、学校には、席を譲ってもらったお礼の電話も入りました。

 地下鉄の後のバスでは、床に座り込むほど疲れていた子もいましたが、ほどよい心身の疲れを味わったのではないかと思います。

事前に、乗り遅れたり、乗り過ごしたりした場合の対処の仕方を話しておいたのですが、まったくそのような心配の無い行動でした。

2006年11月12日 (日)

進行係を体験させる

国語で、「話し合って決めよう」の授業をしました。

 この授業では、話し合いのときの進行係の進め方と話し合いでの発言の仕方などを学習します。

 そこで、全員に進行係を体験させました。そして、友達が話し合いをしている場面を観察させて、友達にアドバイスをさせました。

 次のようにしました。

 4グループに分け、五分程度グループごとに話し合いをさせます。そのとき、進行係を決めます。4グループのうち2グループ同時に話し合いをさせて、残りの2グループは話し合っているグループを観察して、後で三十秒程度のアドバイスをさせるようにしました。

アドバイスは、観察する友達をあらかじめ決めて、その友達にアドバイスをします。ですから、話し合う方も、観察する方も緊張感があり油断できません。もちろん進行係にもアドバイスがあります。

 これを交互にして、グループのメンバーと進行係も変えながら何度も短時間の話し合いを繰り返しました。

 決めることを求めず、話し合い方と話し合いの進め方を学ぶことを重視する国語の授業だからできる短時間の話し合いです。

 話し合いのテーマは、「周年記念の学年の集いに私たちの組は何を行うか」でした。これも、一人一人が、アイディアを書いて簡単な企画書にまとめさせていました。

 何度も繰り返しているので、進行係も話し合うメンバーも慣れてきて、話し合いが上手になりました。

 中でも、進行係は全員が体験しましたので、これから、きっと役立つだろうと思います。  

2006年11月 4日 (土)

いろいろな意味をもつ言葉

国語で、「いろいろな意味をもつ言葉」の授業をしました。

授業の最後に、教科書にある、川崎洋さんの詩を真似させて、詩を書かせました。

学級全員分を合わせた合作を「ひく」と「かける」の2種類紹介します。

か け る

バッシャン 水をかける   べちゃべちゃ どろをかける   たまごやきにしょうゆをかける

もしもし 電話をかける  二(に)三(さん)が六  数字をかける  お母さんに手まをかける

ランラン 音楽をかける  シューシュー アイロンをかける   ねるときに ふとんをかける

だいじょうぶ? 気にかける  ガッチャン かぎをかける   新品の メガネをかける

いすに こしをかける   帰ってきた 服をかける   競馬で お金をかける

ご飯に なっとうをかける  きれいな絵 がくぶちをかける  ぐつぐつ 火にかける

すみません  めいわくをかける

   

     ひ く

ゴホンゴホン かぜをひく   えへっ  かの女の手をひく  よっこらしょー つなをひく

音楽会  ピアノをひく   ラッキー 一等をひく   がーん  はずれをひく

やったー  あたりをひく   どっかーん  人をひく   どっこいしょ  つなをひく

はっくしょん  かぜをひく  さいあく はずれをひく  きれいな音でピアノをひく

2006年10月28日 (土)

機会を逃さない2

 さつまいもを掘りました。夏場の雨などの影響もあり、不作でした。

 子供たちが掘ったいもをできるだけ均等に分けることを目的として、校庭で「再分配」を試みました。

 「自分で掘ったいもの中で、お気に入りを三本まで残して、あとは、みんなで分けるので、コンクリートの上に出しなさい。」

 そう言って、出させたあとで、並んだ列の順番に一本ずつ選ばせていこうと思い、「列の順番に一本ずつ順番に選びなさい。選ぶ時間は15秒。みんなで数えてあげなさい。」

と言って、ちょうど担任が離れていたので、ほかのクラスに指示を出しにいきました。戻ってくると、なにやらごちゃごちゃしていました。列が崩れたうえに、縦の列のはずが、横の列だと勘違いをしてしまった子もいたのです。そして、大きいのだの小さいのだの・・・と言い合っています。

 そこで、即、中断させて、「全部出しなさい。」と強い口調で言って、全て出させて、箱に入れて、教室にさっさと持ち帰りました。(教室で分けなおすつもりだったのですが、子供たちは、先生が怒って、没収した・・・思ったようです。)

 教室に戻ってから、どのように分ければよいか、意見を出させてみんなで決めて、再度分けました。分ける前に、「おすそわけ」とか「分福」とか「人と動物の違い」なんていう難しい話を少ししました・・・・・・。中には、小さいので「いらない」という子もいました。たかがさつまいもですが、「みんjなのことを考える」というこれもまた、よい経験と勉強になりました。

2006年10月22日 (日)

科学クラブでのクイズ

科学クラブ終了記念 物知りクイズ

■つぎのクイズに、「イエス」か「ノー」で答えなさい。

① オタマジャクシのしっぽは、トカゲのように切れてしまう。イエスかノーか。【     】

② クモには、足が8本ある。では、目は4つある。イエスかノーか。【     】

③ タンポポが、地面にはりつくように葉を広げるのは、風をよけるためである。【     】

④ アサガオやヘチマの「つる」は、時計と反対まわりである。【     】

⑤ セミには耳がない。【     】

⑥ ミミズには、頭としっぽの区別がない。【     】

⑦ イヌは色がわかる。【     】

⑧ ひりょうをあげるほど、植物はよく育つ。【     】

⑨ いつも食べているサツマイモは、根である。【     】

⑩ どんな植物でも、かならず、花がさく。【     】

⑪ 地球が、たんじょうしたのは、30億年前である。【     】

⑫ 満月は、一晩(ばん)中、見える。【      】

⑬ 月の「雨の海」には、少しだけ、水がある。【      】

⑭ 宇宙で一番大きな星は、太陽である。【      】

⑮ 空が青く見えるのは、空気が青いからである。【     】

⑯ 人間の体には、およそ100本のほねがある。【     】

⑰ 人が、あまく感じるのは、「した」の前のほうである。【     】

⑱ 体の中の腸(ちょう)をのばすと、5メートル以上の長さになる。【     】

⑲ さとう水は、電気をとおす。【     】

⑳ 単(たん)一と単三の乾電池(かんでんち)では、単一のほうが大きいので明るい。【   】

2006年10月21日 (土)

比べて考える

 社会科では、「考え方」を「県」の資料を通して、教えています。

 「○○県地図を見て、東は・・・。西は・・・。というように○○県の東西南北で、気付いたことを10こ書きなさい。」

 「○○県の人口のグラフを見て、□□と△△を比べてみると・・・だ。というように比べてわかったことを10こ書きなさい。」

 というような問題に答えながら、考え方と、県の特徴を教えています。

 この「考え方」は、学習技能ともいえると思います。

 考えさせるためには、考え方を具体的な作業を通して教える必要があります。

2006年10月 8日 (日)

微生物

総合的な学習の時間に、「ビオトープ」の中の小さな生物を見つけさせました。

 4年生としては、学習予定のない顕微鏡を使わせての活動です。もちろん、顕微鏡の使い方から教えて、2時間かけて、小さな生物を見つけることができました。

 「きもちわるい」(最近のことばでは、キモイ・・・)という女の子も多かったのですが、それなりの発見と驚きがあったようです。

2006年10月 7日 (土)

ババヌキ

 道徳と学級活動では、「ババヌキ」をしています。トランプの「ババヌキ」です。ゲームをする相手(3人から6人)を変えながら、3、4ゲームを行って、その後に、自分や友達について気付いたことや感想を書かせます。「振り返り」です。

 たとえば、次のようなことが書かれています。

     いろいろな人とやって楽しかった。

     毎回、違う人とやることで楽しい。

     ○○さんは、みんなのことを考えて配ってくれた。

     ぼくは、勝ちたいと思って「ババをもってないよ」とうそを言った。

     ○○さんはずるいことをすると思った。

     私は、勝ちたい心と、負けてもいいなという心とどちらもある。

     勝っても負けてもおもしろかった。

     ババヌキは楽しかった。また、やりたいと思った。

     ○○さんは、黒板を見て、行動していないことがわかった。

たかが、「ババヌキ」ですが、自分と友達の行動や気持ちの多くのことが学べます。

「ババヌキ」は運が左右するゲームでもあり、順位が固定せず、ルールもわかりやすく、みんなが簡単にできます。そして、友達とかかわることの楽しさを味わえます。さらに、自分の心のコントロールや友達のふだん遊ばない友達の性格にも気付きます。

 学校で、このような機会を設けることで、学校の楽しさと友達のよさに気付かせ、友達とのかかわりの方法を学ばせていきたいと思っています。

2006年10月 1日 (日)

動物愛護

 動物愛護の授業

 道徳では、「動物愛護週間」(20日から26日)にちなんだ授業をしました。

 まず、440000という数字を黒板に書いて、『何の数字でしょう?』と尋ねました。子どもたちは「心拍数」とか「魚の種類」とか口々に言います。『残念でした。ちがいます。』とだけ言って次のヒントを書きました。

『日本全国で、(        )犬と猫の数』

手がとんどんあがります。言わせていくと「病気になった数」「事故にあった数」「病院に連れて行かれた数」・・・・・と出てきます。『残念。おしい。』とだけ言ってさらにヒントを出しました。

『一つの県でだいたい10000匹と考えてみましょう。』

 すると、『保健所に連れて行かれた数』、『ミニチュアダックスフンドの数』・・・と出てきました。

 そして、答えを教えました。『日本全国で、保健所で処分された犬と猫の数です。処分というのは、二酸化炭素を吸わせて死んでから焼いてしまうことです。』

 子どもたちは「言わないで!」とか「いやだー」、「かわいそう」とか「ひどい」・・・と口々言って、暗く、悲しい顔になりました。

 そこで、県と、市の平成17年の処分された犬と猫の数を教え、それから、市の平成2年と8年、9年(子どもたちが生まれた年)の数を教えました。すると、処分された犬の数が年々減ってきていることに気付きます。

 そして、「減った理由はなんでしょう。予想を書きなさい。」と尋ねました。

 「よい人が増えた」「犬と猫の人気が出た」「ひきとってくれる人が増えた」「あかちゃんをうまなくした」「大事に買う人が増えた」・・・・というようなすばらしい予想が出ました。正解です。

 最後に、「里親」や「犬猫ボランティア」、「去勢」について話し、「動物愛護週間」ということも付け加えて授業を終えました。

 子どもたちの感想の一部を紹介します。

     とてもかわいそうだと思いました。大人になったら里親になって、犬を助けたいです。

     前、公園ですてられていた子猫をひろって保護して、飼い主さん探しをして飼ってもらえました。家のハッピーを大事にしたいです。

     殺される犬や猫の数が少なくなってよかったです。でも、まだまだいるからいつか、かわいそうな犬や猫を助けてあげたいです。

     死にそうな犬がいたら助けてあげたいです。生きている人や動物を大切にしたいと思います。

     今日の話を聞いて、私も保護センターに行って、犬をひきとりたくなりました。

     焼かれてしまう犬と猫が減ってきているのはいいけれど、犬や猫をいらなくなって捨てたりするのはとてもいけないことだと思いました。

・  動物を今まで以上に大切にしたいです。

2006年9月23日 (土)

80点以上

 ついに達成しました。算数のテストで全員が80点以上!を獲得しました!

 「プリント」なんて使わずに、教科書を元に、1年生のように、黒板に黄色いブロックをはって、ブロック1つが「0.1」として数えて計算させたり、「百だまそろばん」を、小数で数えさせたり、緊張感を持たせ、プレッシャーをかけるために、立たせて計算させて、できたら座らせてみたり・・・いろいろ工夫してみました。

 中でも、大切にしたのは、「写させる」ことです。遅れたり、わからなかったりしたときは、ボーッとするのではなく、黒板に書いてある答えを書き写すことを促しました。

写すことで、覚えることができるのです。

 次に大切にしたのは、「説明させる」ことです。自分の計算方法や友だちの計算方法を、言葉で説明させました。自分の考え方も説明することではっきりとしてくるものです。全員が80点を越えたことに意義があります。

2006年9月16日 (土)

子どもの思考

 空気を閉じ込めて、縮むかどうか確かめた子どもたちの思考は以下のようでした。

 マヨネーズのから容器に空気を入れて粘土でふたをして、いきおいよく空気を出そうと押したら、粘土がカッターで切ったように切れた。押すと空気は縮まずに出てくる。

 

マヨネーズのから容器に空気を入れて押して縮めようとすると、空気が上にいくような気がする。だから縮まないと思う。

 

風船がわれたから空気は縮まない。空気が縮むならば、いくら空気を入れてもわれないはずだから。

 ソースのから容器に空気を入れてスポンジのせんをはめた。空気を押しても縮まなかった。でも、ビニル袋に空気を入れてわゴムでとめて、押してみたら、へこんで縮んだ。入れ物によって違う。

 縮む縮まないは、入れ物の素材によってちがう。

 

風船がわれたから、空気は縮まない。

空気は縮むけどもどるから、どちらでもない。

ちゅうしゃきで、ぼうのところを押すときに、先を押さえると上にもどってくるので、縮むと思います。

 

空気は縮まない。風船に空気を入れて押しても、押してもふくらむから。ソース入れ物に空気を入れて押すと、押しても、押してもかたいままだから縮まない。

 

風船に空気を閉じ込めて押すと、空気は風船の中で逃げる。だから縮まない。

 風船に空気を入れて、押しても、押しても空気はそのままなので縮まない。

 

風船に空気を入れて押してみた。結果は、ゴムが縮んで、一緒に空気は上に動くから縮まないと思う。

 

空気は縮むんだけれども、もどるから不思議だと思った。だから縮むのでも縮まないのでもないと思った。

 

空気を閉じ込めて押すと別のところがふくらむので縮まない。

 

ビニル袋に空気を入れて閉じ込めて、袋の下をつかめるということは、縮むということです。

 

マヨネーズの容器に風船をつけて容器を押して、風船に空気を入れて押した手を離すと、もとにもどるので縮むと思う。

2006年9月 7日 (木)

授業構想

研究授業をしました。その指導案に授業構想を下のように書きました。

「本時の授業構想(願い)

    各自が体験し、体験して感じたや学んだことを共有し、深めるというような授業の展開にしたい。

    まず、物を使って自由に空気を閉じ込め、それを自由に触ったり押したりという具体的な体験を通して、空気の存在に気づかせたい。そして、その体験から生じた「思ったこと」「考えたこと」「わかったこと」「気づいたこと」等をお互いに発表しあい、それを聞きあい、その中で、共通の考えを深めて確かめ合えるようにしていきたい。

    「空気を閉じ込めて、縮むかどうか調べよう」という大きな課題は与えるが、体験は自由な試行とし、体験の中から気がついたことや根拠となる事実を自分たちのグループで確かめるようなことができればよいと考えている。

    また、「空気は(縮む・縮まない)。理由は、(   )に空気を閉じ込めておしてみたら、(    )になったから。」というような型をもとに気づいたことを書かせることで、思考を整理してやりたいと思う。

    国語の「白いぼうし」の授業では、課題に対する児童それぞれの考えを発表しあい、それを  聞いて必要に応じてメモをとることができるようになってきたことも踏まえて、自分の考えと比べて友達の考えを聞くことで、自分の考えを深めることができるようにしたい。

    日ごろから発言の少ない子たちには、発言しやすいようにグループ内での意見の交流も大切にさせたい。

    また、すべての考えをまず認めることで、自分の考えを肯定的に受け止めて、自分の学習に自信がもてるようにしていきたい。

    そのことで、一人一人の中に、自分の考えを深め伝え合うことの土台となる自己有能感を育てていきたいと考えている。」

2006年9月 3日 (日)

百人一首

 30日から「百人一首」を始めました。

100枚のカルタを20枚ずつ5色にわけてある「五色百人一首」(お問い合わせは、東京教育技術研究所:TEL 03-3787-6564)を使っています。

三年生以上を担任すると、必ず取り入れる学習(ゲーム)です。

基本は、20枚のカルタを使った、一対一の対戦で、リーグ戦をしていきます。一試合3から5分程度なので、授業が早く終わったときなどにどんどん取り入れていきます。今週は、練習期間で、来週からリーグ戦になります。

この「五色百人一首」は、これまで担任した学級では、男女どちらからも好評で、高校生や大学生になっても「役に立つ」「楽しかった」と言ってくれるので、続けています。

白銀の3日間

夏休みが明けました。スタートの3日間は次のように組み立てました。

8月28日(月)

1 朝会(あいさつ担当)・出席とコミュニケーション(ひと言言わせてコメント)

2 提出物と配布物(どうぞ・ありがとう)の処理と明日の予定(明日、作品発表会をする。三十秒コメントを考えておくこと!と告げる)、漢字テストの準備をさせる。

3 予告通りの60問漢字テスト。終わった子から教科書を見ながら、漢字しりとり(読み、部首)をさせて待たせ30分で終了。

 「答えあわせ」と「目標を達成したか」を確認する。

4 席替えと班対抗ゲーム(「の」の字探し、紙ちぎり延ばしリレー)

  じゃんけんで「さようなら」

8月29日(火)

1 教科書の計算復習問題(定規、えんぴつ、赤えんぴつの確認)

2 作品発表会

 (発表している間にコメントを紙に書いて、発表後にその紙を添付させ展示させる。)

3 当番やルールの確認及び係の決めなおしとシステム作り

4 国語(漢字ドリル・音読・暗唱)

給 食 (準備と片付けの確認チェック)

5 体育(水泳)

  清 掃 (巡回してほめる!)

6 クラブ活動

8月30日(水)

1 国語(漢字ドリル・指名なし音読)

2 算数(わり算復習)

3 総合(英語ゲーム・百人一首)

4 理科(へちまの観察、指名なし発表)

2006年8月20日 (日)

本の紹介

「船井幸雄の60の言葉」(佐藤芳直:1333円+税:マガジンハウス)

  船井氏の言葉に「簡単なことだよ。好きにさせることだ。」というものが紹介されています。

  なかなか芽がでないコンサルタントを伸ばそうと思っている部長への言葉です。

 これは、カリスマ英語塾講師の言葉にも通じています。成績を上げるには「勉強をすきにさせる」ことなのだというのです。

  船井氏は、次のように続けます。

 「好きにさせるにはな、夢を聞いてあげるんだ。そして、何か手伝えることがあれば言ってもらう。あとは、ほめ続ければいい」

  このことは、教師にもあてはまりますね。教師は子どもを「学校好き」「勉強好き」にするように「ほめ続ければいい」のです。

 発問と書く作業

 子どもの発言を引き出すには、「発問と書く作業」をセットで与えるとよいと考えています。

 子どもが、発問を聞いて、時間をかけて考えながら、書くことで発言内容を整理することができるからでです。

 また、発言内容が書いてあることで、安心して発言できます。

 そして、進んで発言するような雰囲気がなくても、書いてある内容を読むように促したり、書いてある内容をもとに意図的に指名して発言させたりすることもできます。

 そこで、重要なのは、発問です。

 言葉を削った、目的が明確な発問である必要があります。

 目的とは、「多様な考えを出させる」ためなのか、「考えを絞り込ませる」ためなのか、「討論させるため」なのか・・・というような授業展開における目的です。

2006年8月12日 (土)

「心の力」

本の紹介です。

「心の力」(村上和雄・玄侑宗久:1500円+税:致知出版社)

 

 科学者と宗教家(僧侶)との対談集です。

  「科学者は信仰者なんです。自然や人体には見事な調和があり、何らかの法則性があるということを信じている。」と村上氏が言います。

  「宗教は科学と手を結んで、そのうえで不可思議なことを尊重する。同じ道なんだと思うのです。私は科学の中に大いなる信仰を感じるし、仏教の中に科学的なものを感じるのです。」と玄侑氏は言います。

  命、心、笑いというようなことについて語り合っています。心に関心のある方は、読んでみるとよいかも知れません。

2006年8月 6日 (日)

夏祭り

 この夏、夏祭りを2回、運営の立場で味わいました。一つは、職場のある地域。もう一つは、自分の住んでいる地域です。私が担当したのは、「わたあめ」と「水ヨーヨー」でした。両方ともに初めてでしたので、作るのに苦労しました。「製品」の質を同じようにそろえるのが難しいのです。わかりやすいのが大きさなのですが、この大きさが均一になりません。また、「わたあめ」は、綿の密度・・・、「水ヨーヨー」は風船の中の水の量・・・が揃いません。作るのが難しいと感じる経験を積みながら、お客の厳しい「視線」にも耐える経験をすることもできました。夏ならではの貴重な経験ができたことに感謝・・・であります。

2006年7月22日 (土)

「白いぼうし」の授業3

「白いぼうし」の授業のまとめとして、作文を書かせました。

その一部を紹介します。

「『白いぼうし』は、おもしろいというかいい本でした。今までにこんなに発表できた本はありませんでした。ほんとうに『白いぼうし』はいい本でした。

「クラスのみんなと勉強して、最初わからなかったのがやっていったらわかるようになってよかった!それに、くわしく書いてあることもわかったし、最初漢字も読めなかったから勉強してよかったです。」

「ぼくは、この話でこんなに勉強できたのでこの話を読んでよかったと思います。それと、やっぱり“たけのたけお”がはなれません。」

「こんなに字を書くのはひさしぶりでちょっと疲れました。まだまだ勉強、がんばるぞ。『白いぼうし』のことももっと知りたくなったし、松井さんがやさしいこともわかってよかったです。」

「問題がおもしろかったです。いろんな人が意見を言って、松井さんはやさしいんだなあ

と思いました。」

「けっこうみんながいい意見を言ってメモができるようになりました。最初はほとんど手をあげないと思っていたけれど、みんな手をあげるのだなあと思いました。」

 教師がなんやかやと説明せず、問題を出して、子どもたちに考えさせ、それを交流させる・・・という流れでも十分に子どもたちは読みを深められることがわかりました。

2006年7月16日 (日)

「白いぼうし」の授業 2

【問題 松井さんは男の子の顔を見ましたか。】で、子どもたちの考えは真っ二つに分かれました。 見た・・・・・・・22人 見ていない・・・・・7人というのが、最初の意見の数でした。 意見を交流しているうちに、だんだん「迷い」が出てきて「どちらかわからない」という考えも増えてきました。 このように友人たちの意見を聞いて、考えが変わり、再度文章を読み直して、自分の考えの根拠を見つけるということができてきました。 そして、「白いぼうし」の授業の最後には、原稿用紙3枚以上で、学習したことをまとめる「論文」に挑戦させました。

2006年7月 8日 (土)

「白いぼうし」の授業1

4年国語「白いぼうし」の授業での発問と子どもの反応の一部を書き込みます。

【問題1 しんしは夏みかんを見ましたか】 

 ・見ていない・・・・・どこにも見たと書いていないから

          「これはレモンのにおいですか」ときいたのだから見ていない

 ・見た・・・・・松井さんが「夏みかん」といったとき見たと思う

        ・

「見た」という考えを変えた・・・・・みんなの考えを聞いたら「見ていない」と考えるようになった

【問題2 ぼうしは落ちていたのですか。置いてあったのですか】

 ・置いてあった・・・・・「ちょこんと置いてあります」と書いてあるから

        ・

落ちていた・・・・・「落ちている」と書いてあるから

        ・

落ちていると思ったけれど、おいてあったと気付いた・・・・・初めは落ちていると思ってぼうしをとったけれど、ちょうが出てきておいてあったのだと気付いた。

【問題3 ぼうしはどこに置いてありましたか】

       ・

車道のすぐそばのやなぎの木の下(実際の授業では絵に書かせたので、数通りの考えが出てお互いに意見を交流した。)

【問題4 松井さんがしたことはよいことですか】

       ・

よいこと・・・・・ぼうしをそのまま置いておけば、車にひかれるかもしれないから。

        ・

悪いこと・・・・ちょうを逃がしてしまったから

・どちらでもない・・・・・ちょうを逃がしたけれど、そのかわりに夏みかんを入れたから、よくも悪くもない。           

2006年7月 1日 (土)

水泳指導

 水泳指導が始まっています。泳げない(顔を水につけるのがやっとの子から、もぐれるが前に進めない子まで)子を20人のグループにして担当しています。水に慣れるために遊び感覚で水をかけあったり、少しずつ水の中に顔をつけていったりということをしています。それを見ていたほかのグループの子が「先生の授業は遊びだね。いいなあ」と言ってくれました。ありがたいひと言でした。

2006年6月26日 (月)

バリアフリー

『やさしい』ということは、自分も他者も大切にするということである。そのためには、正義を愛し、弱者をいたわり、我慢も努力も行動のコントロールも必要になる。そのことで「心」が鍛えられる。 

 友達づくりが苦手な子がいれば、友達づくりがしやすいように、ゲームで遊ぶ学級活動の「スロープ」を設置すればよい。

 当番の仕事が、「回転式の当番表」をやんちゃ坊主がいたずらするので、毎日役割が不明でうまくできなくなってきたら、みんながわかりやすい「固定一覧表」の当番表という「字幕」や「朗読テープ」を準備すればよい。 このように教師の統率のもとでの「みんなちがってみんないい」学級づくりには、バリアフリーの考え方が欠かせない。

2006年6月18日 (日)

宿題メニュー

宿題をメニューにするよさは、「無形の力(考える習慣)」が育つことにあります。なぜ、そのような力が育つのかというと、与えられた課題を「こなす」だけの宿題ではなく、学習する課題をメニューの中から選び、何をどのように書くかを、考えなければならないからです。自分で考えて書くという「面倒さ」を乗り越える必要が宿題メニューにはあります。 以下は、学級通信からの抜粋です。

大きく分けてAメニュー(日記・作文のようなタイプ)とBメニュー(授業の復習や学習の定着を目的としたタイプ)です。

毎週、AメニューとBメニューを提示して、毎日それぞれの中から、自分で一つずつ選んでノートに書いて提出するようになります。同じメニューは週に2回まで選ぶことが可能とします。書く量の目安は、あわせて1日2ページです。

ちなみに来週のメニューは・・・

Aメニュー

「うれしかったこと」、「困っていること」、「授業でわかったこと」、「なんでも日記」、「新聞を読んで考えたこと、思ったこと」、「学級じまん」、「~の作り方」

Bメニュー

「3年生までに習った漢字練習10」、「引き算の計算練習10」、「同じ画数の漢字集め」、「反対ことば集め」、「習ったわり算の計算10」、「同じ部首の漢字集め」、「わり算の文章問題(式と答えつき)作り3」、「教科書を1ページていねいに書き写す(教科書が違えば、毎日でもよし)」、「円の模様作り」、「電気のはたらきのまとめ新聞」

となります。』

2006年6月11日 (日)

自由試行

理科で、モーターカーを作らせる。最初から教える方法と、いろいろやらせてみてから教える方法がある。いろいろ自由に試行させて、「わかったこと、考えたこと、思ったこと」を書かせてみると、教えようと考えていたことがすべて出揃うから不思議なものである。これが、子供の力であり、好奇心と体験の成果である。それから、知識を整理してやれば「わかる」ことが多くなるだろうし、理科離れも減るだろう。

2006年6月 3日 (土)

行事

学校の行事は、子供たちに力をつけたり、子供たちの生活に必要なイベントとして機能させるものだと考えています。そのねらい、目的を忘れて、子供たちが教師の言うことを聞かない(思い通りにならない・・・)ために、力づくの怒鳴り声の多い指導が広がってしまいがちです。毎日の小さな指導の積み重ねで、少ない行事を大切に過ごさせたいものです。行事が多いのは、けっしてよいものではありません。無理が出ます。普段の授業ができなくなります。すべてが子供のためにあるということを肝に銘じて指導を積み重ねようと思います。

2006年6月 2日 (金)

怒鳴る

担任している子から「先生は、どうしておこらないの?」とよく聞かれます。それに「怒る必要ないでしょう」と応えます。また「先生は、どうして怒鳴らないの?」とも聞かれます。「怒鳴る必要もないし、怒鳴るのはきらいだなあ」と応えます。前向き、肯定的に考えて、子供への対応の工夫をすれば、怒鳴ることなど不要です。

2006年5月30日 (火)

席替え

小学校では、子供たちは、席替えを実に楽しみにしています。その席替えには、教師の意図が入り、指導のための席替えでありたいものです。教師主導はもちろんですが、その席替えや席替えにいたる作業の中で人間関係の調整等の「学び」を意図的に入れてこそ学校です。そして、席替えをして学習が滞ってはもともこもありませんから、学習がうまく成立する席替えを大切にしたいと思います。

2006年5月22日 (月)

機会を逃さない

 雨天の時の遊び方がいろいろあります。初めは、危険なことをしないというのを前提に好きにさせています。そのうちにいろいろトラブルが起きてきます。そのトラブルで学級全員に考えさせたほうがよいと判断したときに、話し合いを持ちます。教師が仕切って話を進め、意見を述べ合わせます。そして、みんなの合意のもとに約束なり、ルールなり、イベントなりを決めていきます。このような話をさせるにも機会を逃さないことが大切です。

2006年5月14日 (日)

情報を入力させる

二つの入り口から入力する

  二つの入り口とは、目と耳である。目からの視覚情報と耳からの聴覚情報という意味である。

なぜ、二つの入り口から入力するのか。

それは、二つの入り口のうち、どちらかが苦手な場合が多いからである。

  得意な方から、情報を入力することができるので、「わかる!」という気持ちが芽生え、学習意欲が引き出されるのである。

  例えば、教科書を見せながら、「教科書五十ページ」と指示を出すとか、 「ごみステー   ションの看板にはどのようなことを書きますか」と発問してから、黒板に、その発問をそのまま書き出すというような、すぐにできる配慮を行うことが大切である.

2006年5月13日 (土)

赤鉛筆

「文字は書くが、一文を書き写すのもやっとで、作文をまったく書かない」という子を担任したことがある。

  その子には、四月中旬から毎日、学校でのできごとを赤鉛筆でうすく書いてやり、それをなぞらせる「なぞり書き」の日記を書かせた。

  そして、夏休み明けからは、赤鉛筆で書いたお手本の日記を毎日「写し書き」させた。

  すると、冬休み中に、日記を自分から進んで独力で書いたという知らせを保護者から受けた。

  半年以上もの「赤鉛筆」指導の成果が出たのである。

2006年5月 8日 (月)

辞書

 辞書の使い方を教えています。国語辞典です。今日は、「変身する前のことばで引く」ということを教えました。またその前に「文章に合う意味を選ぶ」ということも教えました。そして、最後は、「軽く運動する」の「軽く」を引かせました。「軽い」の変身であり、重さの「軽い」ではない意味であり・・・という2つの学習事項をまとめた問題でした。辞書の使い方を教えることは大切なことです。

2006年5月 6日 (土)

学び

 連休といえども、勉強に励む教師も少なくないでしょう。多くの教師が休日にも仕事をし、休日にも勉強しているのです。勉強には、同じ志を持った仲間で勉強しあっていることが多いようです。このような日々の勉強、研修が授業に、学級経営に、学校運営にと生かされていくのです。教育に携わる限り、この学び(修業)に果てはありません。

 自ら学んでいる教師だけが子供の前に立てるのではないでしょうか。

2006年5月 5日 (金)

準備

 何事も「準備」ができれば、半分終わっているようなものです。あとは、準備したことにとらわれずに、精一杯力を発揮して現場を楽しむことでしょう。

 今週のような連休は、日ごろ不十分な準備にはうってつけです。心と体の準備から事務的なこと、教材や教え方の準備まで、少し時間をかけて取り組めます。貴重な貴重な連休です。

2006年5月 4日 (木)

両成敗

ケンカは、両成敗です。それも短時間で解決させてしまうのです。

女子のケンカとて同様です。しかし、女子の場合は、多くのフォローが必要になります。その日のうちに気分転換をさせるようにほめたり、活躍させたり、じっくり話を聞いたりしてやることがコツです。

 さらに、男女とも翌日に「昨日はよくがまんしたね。感心したよ」という気遣いをしておくといいようです。「がまん」という言葉で、ケンカ両成敗で残ったかも知れない不満を理解しているよというメッセージを伝えるのです。

2006年5月 3日 (水)

教育論議

「日本を滅ぼす教育論議」岡本 薫 (講談社現代新書 2006/01)を読みました。

 「すべての子どもたちに必要なこと」は特定されているか?

 この本を読んで、この問いが衝撃的でした。日本の教育において、「すべての子どもたちが身につけるべきこと」と「それ以外のこと」の区別が明確に行われていないのです。その結果として、ノーベル賞を多く取れるようにするための読み書きを差し置いての「考える力」重視であったり、日本語の読み書きを差し置いた英語の導入であったりしているのです。国家のニーズと子どものニーズが混同されたまま学力低下が論議されてしまっているのです。

義務教育ではまず「すべての子どもたちに必要なこと」を特定して、それを身につけさせるように教師は仕事をするべきなのです。

読んでいて、現在の教育課題を考える観点が整理されて、すっきりする思いでした。

 この本を読んで、少なくても自分の実践では「全員に身につけさせたいこと」と「それ以外のこと」を意識していくと決めました。

2006年5月 2日 (火)

ありがたい

授業参観、学級懇談会が終わりました。

○昨年度は、泣いて学校に行きたくない、と言ってのに、今年は「楽しい」と言って、朝起きるのも早くなりました。

○漢字をさっぱり書かなかったのに、今年はノートに書いています。

○昨年度は、勉強がわからないから行きたくないと言っていたのに、今年は、クイズみたいで勉強が楽しいと言っています。

というような、うれしいお話を聞かせていただくと、大変ありがたく、教師冥利です。

2006年4月27日 (木)

やたら書かせる

 文章を書くことを練習させるには、「やたら書かせる」ことがまず第一でしょう。そして、書く分量も多くすることが最初の目標です。さらに、書く抵抗を少なくするためには、毎日書き続けるようにさせることです。書く意欲の継続には、面白そうで書きやすいテーマを与えると効果的です。

2006年4月26日 (水)

初漢字テスト

 今年度初の漢字テスト(10問)を行いました。指書き、なぞり書き、うつし書きで練習した漢字です。昨年度漢字をほとんど練習しなかったという引継ぎあった子も、漢字を指で書いてから鉛筆で書いていました。「へん」と「つくり」を逆に書いてしまう子も、同じように練習していました。テストの結果は、平均 82.9点でした。苦手な子が何回かの練習に慣れてくると平均90点にのせることができるでしょう。

2006年4月25日 (火)

動機付け

なぜ、学習への動機付けを工夫するのか。

それは、子どもたちの気持ちを前向きにさせるからである。動機付けを工夫するという教師からの「外発的」動機付けから、「面白い」とか「やりたい!」という「内発的」動機付けに転換させることができるからである。

 例えば、クイズ形式で、社会科や理科の知識の定着を図ったり、ゲームで計算練習をさせたりするのは、「外発的」動機付けから、「内発的」動機付けに転換する工夫である。

2006年4月23日 (日)

個別評定

 こまめにノートに丸をつけたり、ノートにB,A、AA、AAAという評定を書いたりするのが、子供たちには好評です。

 音読に10点満点で点数をつけます。グループでの役割読みにも点数をつけます。これも好評で、家で自ずと読む練習をしてくる子が増えます。

「個別評定」することで、子どもにとって、自分の学習の状態がよいのかよくないのかが、はっきりするから意欲がわくのです。

 評定をするには、教師に、基準が必要です。その基準を身につけるのも教師の力の一つでしょう。

2006年4月22日 (土)

目立たない子をほめる

授業で目立たない子を意図的にほめることは重要なポイントです。学級経営のうまい教師の演出力として大切なのは、目立たない子を意図的にほめることができる力なのです。なぜでしょうか。目立たない子をほめることができれば、ほかの子たちのことも当然ほめることができるからです。また、目立たない子がほめられれば、やんちゃ坊主やグレーゾーンといわれるような子たちが「ぼくも、ほめられるかもしれない」「わたしもできるかもしれない」と感じて、学習を含めた学校生活全般に意欲的になるからです。つまり、目立たない子をほめることで、全員から教師への信頼と尊敬を得ることができるのです。

2006年4月21日 (金)

漢字数指定日記

漢字数指定日記が好評です。漢字を30以上使った日記・・・というように漢字の数を指定します。それだけで、漢字を使うようになります。漢字を使うのを楽しむようになります。日記を書くのが苦痛ではなくなります。ちょっとした工夫で、学習意欲は高まります。

2006年4月20日 (木)

けんか両成敗

けんかは両成敗です。これは男の子にはもちろん、女の子にも有効です。今日も女の子同士のけんかがありましたが、両方の話を簡単に聞いて「どちらもよくない。特に仕返しはきらいです。」といって両成敗にしました。すると数分後、「仲直りしました!ありがとうございました!」と二人でやってきました。両成敗は、勝負をつけない・・・という意味でも重要だと思うこのごろです。

2006年4月19日 (水)

指書き

漢字の練習にはこつがあります。それは、すぐに鉛筆を持って書き始めないことです。まずは、書き順を言いながら指で書きます。次に漢字の形をなぞって書きます。そして、漢字を見ながら書くのです。このようなステップで練習させることで、漢字を覚えて書けるようになっていきます。

2006年4月18日 (火)

限定して書かせる

 「明日、テストをします。今までの勉強を、見開き2ページでノートにまとめなさい」

 これは、社会や理科の単元のまとめでよく行う指示である。

 「見開き2ページ」と限定することで、情報を取捨選択するように考えさせるのである。要約したり、図やイラストを使ったりして工夫するように考えさせるのである。

 このノート作業を続けることで、情報を整理するという「考える習慣」を身につけさせることができる。

 このようにして「書かせることを継続」すると「考える習慣」が身についていく。

2006年4月17日 (月)

視線で勝負

 学級開き二日目のことである。 宿題にしておいた「三十秒自己紹介」をさせていた。 ある男の子が一生懸命に自己紹介をしているのに、最後列の女の子二人が、話を聞かずに、メモ帳にいたずら書きをしていた。 「なめられている」と感じたので、すぐに、男の子の自己紹介を途中でも止めさせた。そして、二人の女の子の方をじっと睨みながら次のように言った。 『今の自己紹介を失礼にも聞いていなかった人は立ちなさい』だれも立たない。もう一度言った。『聞いていなかった人は立ちなさい』そして、二人の女の子をさらにじっと睨んだ。女の子たちは、視線に耐えられなくなり、うつむいた。そして、そっと、メモ帳を机の中に片付けた。これで、「勝負あり」である。教師の勝利である。相手が女の子の場合、これ以上追い詰める必要はない。教師の視線に耐えられなくなって、行動を改めたのである。この件は、お互いに了解できたと考えてよい。これ以上追い詰めると女の子は、反発して陰で動くようになってしまいがちだ。勝負が決まったところで、全員を見渡しながら、次のように言って、自己紹介に授業の流れを戻した。『だれも立ちませんね。わかりました。みんな聞いていたのですね。信用することにします。~さん、途中で止めてごめんなさい。大変申し訳ありませんが、もう一度最初からお願いします』最後列の二人の女の子は、真剣な顔で自己紹介を聞き始めた。そこで、すかさず二人をほめた。『~さんと~さんは、目で聞いていて気持ちがいいです』 今度は、睨まずに、笑顔で二人に視線を送った。

2006年4月16日 (日)

条件をつけて書かせる

「これから、校庭に出て、春の証拠を探します。~だから春である、という書き方で、ノートに10以上書きなさい。3つ書けたら見せにいらっしゃい」

 この発問と指示は、4年生の理科の授業開きで行ったものである。

 子供たちは、校庭で春の証拠を見つけて書き始めた。

 書き方に条件をつけることで、考えざるを得ないように仕組んだのである。

「~だから春である」という書き方をさせることで、観点をもって観察するという、考える習慣の第一歩を踏み出させることができた。

これを継続させることで「考える習慣」が身についていくだろうと思っている。

2006年4月15日 (土)

時時勤払拭

「時時勤払拭」は、禅の言葉です。心を曇らす塵やホコリは、毎日払ったり、拭ったりしなさい、という意味だそうです。(「ほっとする禅語70」二玄社)

この言葉は、いかに毎日の積み重ねが大事か、いかに毎日のていれが大事かを教えてくれます。教育においてもこのような日々の積み重ねが重要です。一気に学力向上とはいかないのが当たり前です。そして、学力の土台となる生活、生活習慣も同様です。小さな事を継続して、子供たちを評価してはげまして、ほめていくことしか道はないようです。学問に王道なしです。

2006年4月14日 (金)

意欲

ほめることが最も意欲を高めますね。ほめることがベストです。

今日は、地図を見てわかったこと、気づいたこと、思ったことを箇条書きで書かせました。そのときに、4人のグループで、「100」という数を目標にさせました。そして、10書けるごとにノートを見せに来させて、丸をつけてやりました。そして、丸をつけながら、「すごい」「よく気づいた」「いいことに気付いたね」「思ったことが上手に書けているね」・・・・ほめまくりました。

結果は、95が最高でした。しかし、意欲的に集中して取り組んでいる姿がとっても素敵でした。そして、授業後もどんどん、書いていました。そして、「200」を目指す!というグループまで出てきました。意欲を高めるのに成功したちょっとしたエピソードでした。

2006年4月12日 (水)

三日目

3日目は、算数の実態調査のテストから始めました。その後、昨日まで行ったことをまとめるために、「自己紹介カード」と「係のメンバー表」を作らせました。そして、日直、掃除当番、給食当番を決めて、その仕事の内容を確定しました。さらに、2時間かけて、給食の配膳から片づけまでの約束事を、これまでのやり方を検討しながら、子供たちの意見も取り入れながら決めました。そして、実際の給食の配膳へと進めました。掃除も実際の掃除分担箇所を確認させながら、実際に掃除の方法を教えてやらせました。

2006年4月11日 (火)

二日目

今日は、宿題にしておいた30秒の自己紹介をさせました。八割の子が、準備と練習をしてきていました。ほめました。

それから、係・当番を決めました。前の年度の係や当番をふまえて決めました。

次は、教科書を使って、国語の扉のページの詩を授業しました。音読させて、暗唱させて、問題を3問出しました。3問目は、読んだ読んだイメージの絵を描かせる問題にしました。そこで、ノートの使い方、教科書の持ち方等を教えました。

算数では、ミニ定規、赤鉛筆を使わせてみました。みんな忘れずに準備をしてきていました。気合が入っているようでした。

ほめてばかりのあっという間の一日でした。

2006年4月10日 (月)

初日

新学期初日、始業式がありました。その後、教室へ子供たちを連れて行き、教師が自己紹介をしました。質問を受け付けてから2時間目の残り10分で授業をしました。図を描いて、その漢字がいくつ隠れているかを問うクイズのような授業です。

3時間目は、チャイムと同時に始めました。そして、待たないこと、いちいち授業の始めと終わりにあいさつなどしないことを伝えました。約束事(返事、あいさつ、椅子を入れてから席を立つ)や連絡を伝えて、お便りの類を配りました。配るときには渡すほうと受け取るほうで、「どうぞ」、「ありがとう」、という言葉を言うことにしました。連絡の中には、筆箱に入れてくるものなどもありましたので、質問を受けて、原則として連絡したとおりにしなさい、ときっぱりと告げました。

それから、じゃんけんで勝った人から「さようなら」を言って帰宅させました。

その後、入学式の準備をして、午後は入学式でした。

2006年4月 8日 (土)

決め手はコミュニケーション

ご無沙汰?しました。夜のつきあいが続いて更新しませんでした。

新年度になり、新しい仲間が職場に加わりました。そこで、さっそくコミュニケーションのために、飲み会を設定しました。これがまた好評で、さらに仲間意識が盛り上がり、仕事のペースもあがり、予定の仕事の進捗が早い、早いというところです。まずは、仕事の決め手はコミュニケーションですね。教師の世界では、学年という集団で動くことも多く、このコミュニケーションのよしあしが仕事に大きく影響します。子供たちのためにも「めりはり」ある仲間作りとコミュニケーションが重要です。よい仕事を行うは、子供たちに学力をつけることになるのですから、日本の将来にとってもとっても重要なことです。

2006年4月 5日 (水)

情と知

組織には、情と知が必要ですね。理屈だけでは組織は動きませんし、合理性だけを求めても、動きません。動かすエネルギーは、情です。気持ちです。そのことを忘れると、うまくいきません。ムダもまた必要なこともあります。要は、「いい塩梅」なのです。

2006年4月 4日 (火)

引継ぎ

教師の引継ぎには、事務仕事の引継ぎもありますが、児童に関する引継ぎもあります。これが大切です。大切ななかにもさらに大切なのは、事実を引き継ぐことです。解釈は不要です。事実とその対応とその対応での事実の変化を伝えるべきです。事実出なければ、数字という客観的なデータで引き継ぐとよいでしょうね。思いや勝手な思い込みでの解釈は、時として、不適切な対応を招いてしまいます。

2006年4月 3日 (月)

始まる

いよいよ平成18年度が始まりました。今日は、異動による一斉赴任日でした。これで、学校という職場の今年度のスタッフが決まりました。いよいよ動き出します。まずは、大きな方針と役割分担を決める会議からスタートです。

2006年4月 2日 (日)

全員の原則

年度始め、子供たちが学級担任に、生活や学習の約束のことでいろいろ質問をすることが多いものです。。この質問に一人一人個別に答えてはいけません。全員に、同じことを質問されたと考えて、学級全員に同時に答えるのが最もよいのです。個別に質問されたら、「後で、みんなに言います。少し待っていてね」とでもその場は答えておくとよいでしょう。全員に伝えるようにしないとどうしても「ずれ」が生じて、そこからほころびが生まれることもあるからです。伝えるべきこと、特に指示は、全員に伝えることが大原則です。

2006年4月 1日 (土)

黄金の3日間

「黄金の三日間」とは何かというと、『始業式からの三日間』のことです。

この言葉は、向山洋一氏(TOSS【Teacher`s Organization of Skill Sharing】代表)が命名したものです。

 向山洋一氏は次のように述べています。

 『この三日間だけは、どんなやんちゃ坊主でも神妙になり、教師の言うことを素直に聞くのである。黄金の三日間は、学級づくりの最高のチャンスである。 黄金の三日間は、唯一の学級づくりのチャンスである。』(「教室ツーウエイ」NO.209明治図書)

 この3日間を教師は大切に、全力で臨むことになります。その準備に、新年度初日の4月1日からとりかかります。

 

2006年3月31日 (金)

切り替え

3月31日です。学校現場では、大晦日のようなものです。明日からは、平成18年度となり、新年度で、新学期です。今日をさかいに切り替えが必要になります。この切り替えに必要なのが、「絶対必然」「絶対最善」という考え方です。「森信三 魂の言葉」(PHP)によると、「いやしくもわが身上に起こる一切の事柄は、そのすべてが、このわたくしにとっては絶対必然であるとともに、また実に絶対最善なのであります。」ということになります。異動や担任や役割分担の変更のある新年度にあたって、これから始まることを「絶対必然」「絶対最善」と考えて、前向きに、肯定的に取り組むことです。そのことで、前の年度のことを越えていくことができます。人間の一生は、修業と同じです。「絶対必然」「絶対最善」で、与えられたプレゼントを大切に乗り越えていくことで、人生が楽しく幸福になります。一度、このような幸福に気づけば、もう、不幸にはならなくなります。さあ、明日から、新年度の始まりです。

2006年3月30日 (木)

教育雑誌

教育雑誌は、何年も定期購読してこそ役に立ちます。数年分を月ごとにそろえるとかなり使い勝手がよくなります。数年分の4月号を読むと、4月のポイントがわかります。新年度の準備には、数年分の4月号を読むことから始めます。このような雑誌の使い方もあることを紹介しておきます。

2006年3月27日 (月)

教育計画

学校では、「教育計画」というような名称の冊子を作ることが多くなってきています。この冊子が1年間の教育内容の計画になっています。このような冊子を3月までに作って、新年度に備えるのです。この1冊があれば、一年間安心して計画的に指導が展開できるというわけです。

2006年3月26日 (日)

引越し?

 教師は、年度末から年度始にかけてちょっとした引越しをします。教室がかわることもありますし、異動で学校がかわることもあります。これらの引越しで運ぶのは、本や資料、作った教材、文具や役立つ小物類です。特に、本や文書ファイルなどは紙ですが、ずっしりと重いので一苦労です。しかし、本や資料は、教師生活には欠かせないものですから、大切に運ぶことが多いのです。本や資料の量は、人それぞれですが、勉強している教師は多いと考えてよいでしょう。

2006年3月25日 (土)

教師の力

年度末から新年度へ。学期末から新学期へ。この大切な時期に教師は、力を補充、充電します。力には大きく分けて「授業をする力」と「学級を統率する力」があります。この二つのどちらかが欠けていると指導になりません。ですから、充電するのです。本を読み、新しい授業の情報を得、セミナーに参加して、具体的な方法や考え方を学ぶのです。このような学びをしない教師に担任された子どもたちは一年間不遇を味わいます。ぜひ、教師は学び続けてもらいたいものです。

2006年3月24日 (金)

確認

 授業の原則(向山洋一氏による)に「確認の原則」があります。指導の途中で、何度か達成率を確認するというものです。たとえば、「全員起立。1ページ読んだら座って続きを読みなさい」という指示を出して音読をさせると緊張感も生まれ、1ページ読み終わったかどうかが確認できるのです。「2番の問題が書けたら、ノートを見せに来なさい」これも途中での確認ができ、全員に短時間の個別指導ができます。このような原則をもとに指導を工夫するのが教師の仕事です。そして、そのような工夫をすることを大切にしてこそ、教師に力がついていきます。新しい年度に向けて、授業の原則の復習をしておきたいものです。

2006年3月23日 (木)

あわただしい3月、4月

学校で、修了式が終わると、いわゆる春休みとなります。教員は、この春休みに年度末の書類(を書いて)整理する仕事と、年度始めの入学式も含めた子どもたちを迎える準備を行います。そして、この時期に人事異動も行われます。一年中で学校が最もあわただしいのがこの3月から4月なのです。

2006年3月22日 (水)

空白禁止

学校で子どもたちを指導する場合、空白を作ってはならないといわれています。あっても3秒まででしょう。そうしないと子どもたちが待っていられなくなるからです。空白を作らないこつは、まず、全体を動かしてから、個別に指導や指示を与えることです。そして、全体には、最後の行動まで示してから動かすとさらに効果的になります。このことを意識して指導するだけでも、子どもたちの動きは変わります。教師の指導も変わります。

2006年3月21日 (火)

発展課題を用意する

教師が出張のために自習課題を出して出かける場合があります。そのようjなときは、必ず、発展課題を用意していくべきですね。なぜかというと、早く課題を終えた子が何もすることがなくなってしまうからです。読書とかお絵かきということをさせる教師もいますが、ここは、発展的で、おもしろく楽しめる課題を用意してやりたいところです。ゲームのようなパズルのような、テレビ番組で出題されるような、わかりそうで、わかりにく問題がよいのです。この発展課題をやりたいがために、与えられた課題をさっさと終わらせるという子も出てきます。自習課題といえども、工夫は必要なのです。

2006年3月20日 (月)

結果を問われなくてよいか

年度末。学年のしめくくりです。年度の初めに想定した目標を達成できたのか、達成するためにどのような工夫をして指導したのか、どのようにして子どもたちの実態に合わせたのか、子どもたちはどのように変わったのか・・・。問われて当然のはずです。しかし、公式には問われません。それが今の学校です。結果責任を考える必要が学校にはあります。常に自分を問い直すことができる指導者でありたいものです。

2006年3月19日 (日)

授業は出だしが大切

今、教師の指導力が問われています。少しでも子どもたちにとって価値のある仕事をしようとする教師は志もあり、勉強もしています。問題なのは、志の無い、日々の努力や勉強、研修をしていない教師ということになります。授業を見れば、どれくらい志があり、勉強しているかおおよそきづくことができるでしょう。特に、授業の出だしは重要です。向山洋一氏は、「教え方のプロ・向山洋一全集31」(明治図書)の中で、次のように述べています。

『「出だしの三分」について、あれこれ工夫してこそ、授業のプロ、教師のプロである。』

教師は、常に学び続けなければ子どもたちの前に立てないのです。

2006年3月17日 (金)

緊張

卒業式が無事に終わりました。子どもたちも緊張しますが、大人も緊張します。失敗がなくて当たり前なのですから、緊張します。当たり前に行っていくことがいかに大切で難しいかがよくわかります。その緊張感が人を育てていくことも確かです。緊張感の中で、力を出すと充実した印象が残り、自信も深まります。そして、ほめてもらえれば言うことなしです。卒業式で、子どもたちは一回り大人になります。

2006年3月16日 (木)

卒業式前日

卒業式の前日です。5年生の子どもたちと職員で主に準備をしました。入学式と卒業式は、学校という場所では一大イベントとなります。しかも、儀式的な部分が多いので、式そのものや準備の仕方も形がそれぞれの学校で異なります。準備は、段取りが勝負です。融通の利く部分を残した準備計画作りが、いい塩梅の段取りのコツです。細かすぎる融通の利かない段取りだと窮屈で動きにくくなることもあるので、要注意です。このようなときも、最後は「人」です。人の動きを見ながら、みなが気を配ればうまくいきますね。

2006年3月15日 (水)

通信表

 学校では、通信表を書いている時期です。保護者の方から、「公立の学校なのに、通信表が学校によって違うのはなぜか」と尋ねられたことがあります。それは、学校によって子どもたちを育てあげる目標が違うからです。学校教育の目標は公立ではすべて同じですが、学校の教育目標は学校によって違うのです。それが特色のある学校経営となっているわけです。だから、自ずと通信表も違っているのです。

2006年3月14日 (火)

ドラゴン桜

マンガ「ドラゴン桜」のモデルである塾講師の竹岡先生の仕事の流儀をNHKで放送していました。人気のある先生に共通するのは「熱い心」です。プロの熱い情熱です。情熱があるから、努力をして教える方法を考えるのです。努力しているうちに、その情熱に指導の腕(技術)がついて本物のプロになるのでしょう。熱い心と、冷たい頭、そしてたくましい腕がプロには必要なのです。

2006年3月13日 (月)

同窓会入会

今日は、卒業生の同窓会入会式を行いました。同窓生代表として3年前の卒業生(現中学3年)を毎年招いて、中学での生活について話してもらっています。3年前に小学校を卒業したとは思えないほど大きくたくましくなっています。話も上手になっています。中学校3年間の学びが、小学校とはちがうことがよくわかります。小学校は、学ぶための土台作りなのだとつくづく思います。読み書き計算と、社会性、生活習慣という基礎基本さえ、身につけさせれば、中学で多くを学べるのだと思います。

2006年3月12日 (日)

教師のための一日一話

森信三「教師のための一日一話」(寺田一清 編 :致知出版)を読みました。さすがに、教師研修のテキストとして使いたい内容です。「教師の子どもたちへの愛情が、真にその親たちに分かるようになる秘儀としては、結局私は、これを持続的努力ということばによって表現する以外にその途を知りません。」ということば、森先生をしてもそうなのだ・・・と感慨深く読みました。小さな実践を教室で積み重ねる「持続的努力」が何よりも必要なのだとも痛感しました。そして、煩雑な事務処理を、拙速の八割主義でよいとして、その仕事を人間的修練だと考えればよいとも述べています。これまた、わが意を得たり・・・で感じ入りました。

2006年3月11日 (土)

奉仕作業

 今日は、奉仕作業でした。卒業式の行われる体育館の掃除や校庭の側溝にたまった土砂をあげる作業を地域の方々と行いました。地域の方も体育館や校庭を利用していますので、その利用団体や町内会の方々と学校職員数名(あくまでもボランティアですから数名です・・・)で約1時間休まず作業をしました。年に1回の作業ですが、このような作業が、学校という施設の存在を介して行われるのは、大切なことですね。このような機会がないと、なかなか地域の方々と一緒に作業をするということはありませんからね。このような共同作業を通して、少しでも学校職員を信頼してもらえればとてもありがたい・・・ですが、どうでしょうか・・・。

2006年3月10日 (金)

人事

学校のトップは校長です。しかし、人事もお金も実権を持っていません。これで、よい学校経営をしろといわれても限界がありますね。特に、「人」がいないことにはどうしようもありません。「教師力」が問題になっている今日、指導力ある教師を獲得することが学校経営の最大の武器となります。研修で力をつけるのは当然なのですが、その土台になる「気持ち」や「姿勢」も重要です。少しでも子どもにとって価値のある教師になろうという志と自分を否定しながら学ぼうとする謙虚な姿勢の教師の獲得が必要です。そして、力のない教師は、自ら退けるような方法も必要でしょう。

2006年3月 9日 (木)

統率は不安をなくす

 学級を統率することが、学級の子どもたちを安心させることになります。統率できていないと、学級のいろいろな事件をきちんと処理していないために子どもたちの不安を取り除いていないのです。そして、学級になんらかの行動の指針や約束がないと、システムがないためにぐちゃぐちゃで、軽度発達障害の子たちなどは、何がなにやらわからなくなり、混乱し、不安定になってしまいます。そのような不安定な状態の学級に行って、しっかりと仕切って、ほめまくりの楽しい授業をすると、子どもたちは大喜びとなります。子どもたちは、学級を統率してくれる先生がいて、やっと安心して学校生活を送れるのです。

2006年3月 8日 (水)

年度末

学校にとっての年末である年度末になりました。どことなくあわただしくなり、落ち着かない雰囲気になりやすい時期です。この時期に子どもたちも落ち着かなくなります。先生というのは、子どもにとって最大の環境でもあるので、たとえ、あわただしい気持ちでも外見は落ち着いて振舞っていなければならないのです。緊急の事態のときでも冷静な態度でいることが教師は必要なのです。プロとしては当然です。いつも冷静でいるためには、いろいろな事態を想定し、考えておくことが大切であり、多くの情報から必要なことを取捨選択して学んでいることも重要です。このような準備がいざというときに役立ちます。さて、この年度末は、多くを指導せずに、大切なことを繰り返し教えることを続けたほうが効果的です。そして、それ以外は、楽しい活動をしかけることです。そうすることで、子どもたちは、目標を失わずに、学校生活を楽しみます。

2006年3月 7日 (火)

評議員

学校評議員という方が、どこの学校にもいらっしゃいます。第3者としての意見を述べることで、学校への助言をするのが主な役割だと認識しています。このようにして第3者の意見を取り入れて、学校の独善的な運営を避けることがねらいということもできます。学校を地域に開き、学校の説明責任を果たすためにはなくてはならない「学校評議員会」となってきています。学校としては、この方々を活用して、より子どものためになるように工夫することが求められています。

2006年3月 6日 (月)

早期対応

今日の放課後は、大学の先生やお医者さんとの会議に出ました。そこで、話題になったのは、「早期対応」でした。今、学校現場は、軽度発達障害の子たちへや虐待への対応、多様化する家庭生活への生活習慣作りの対応など、以前よりも多くのことを考えて仕事をするようになっています。そこで、必要なのが、教師による早期の発見というか、早期の気づきです。早期に気づけば、早期に対応できるのです。早期に、専門機関と連携できるのです。対応が早いと、状況を悪化させずに、子供を苦しめずに済むjのです。そのためには、教師の力が重要なのです。教師の力量を高めるために自らが努力をする必要があります。子どもにとって少しでも役に立とう、価値のある実践をしようという志が求められています。

2006年3月 5日 (日)

夕焼け小焼け

夕焼け小焼けで日が暮れて/ 山のお寺の鐘が鳴る/ お手てつないで皆帰ろう/ 烏と一緒に帰りましょう 

これは、童謡「夕焼け小焼け」です。この童謡の一節には「山川草木悉有仏性」のすべてが表されていると作家の五木寛之氏が「何のために生きるのか」(致知出版)の中で述べています。難しいことはわかりませんが、自然界のものは、最後は、みんなが待っているところへ揃って帰っていくという、宗教観のようなものでしょうか。このような何気なく歌ってきた童謡の中にも、深い思想や考え方が隠れているのですね。それを歌い継ぐことで、考え方を子どもに自ずと伝えてきたのでしょう。このような伝統や文化を自然に伝えていくということが変化の激しい現代では困難になってきています。家庭と学校の役割もすっかり様変わりしつつあります。最後は、結局「人」の問題にいきつくのですが、今、自分にできる「よい」ことをどのような立場であれ、一人一人が積み重ねるしかないのでしょう。まずは、目の前の事実を少しでもよく変化させることですね。

PTAの飲み会で、久しぶりにカラオケに行き、同世代には共通の歌があることを再認識したことから、少しおおげさなことを考えてみました。

2006年3月 4日 (土)

世の中に雑用はない

「世の中に雑用はない」と鍵山秀三郎氏は言います。({一日一話」PHPから)雑な心でするから雑用になるだけだと言います。その通りなのですね。最近、このよう「な雑用」の心がけが足りないばかりに人間が磨かれていないと感じるニュースばかり起きています。小さな事を大切にしない。自信過剰で先輩に相談することをしない、慎重に調べないで思いつきで行動する・・・・みなこつこつと当たり前と言われるようなことを積み上げてくる修業が足りないのではないでしょうか。人生に不遇はつきものです。そのようなとき、耐えて、こつこつとマイペースで修業を続けてきた者が、安定した心の状態で、勝利をつかむのではないでしょうか。鍵山氏は次のように言います。「雑用処理能力こそ、仕事に必要な能力であると受け止めるべきです。」(前掲書)何とすばらしいことばなのでしょう。

2006年3月 3日 (金)

地域支援

地域で支援を要する子が増えてきているように感じます。ネグレクトをはじめとする虐待や子どもに不適切なかかわりしかできない精神状態の保護者、仕事に追われて子どもに5分間もかかわれないような保護者が増えているのです。それを支えるのが地域であり、地域の福祉関係者です。そして、その方々と連携して、子どもの教育にあたるのが学校です。とかく、学校にすべてが任されるような状況になりがちですが、福祉関係者と役割分担をしないと学校側が疲弊してしまいます。学校が「勉強」と「授業」に集中できるようになるとよいのですが、現実は、「早寝、早起き、朝ごはん」を教えなければならないのです。

2006年3月 2日 (木)

確認で叱る

叱るというと叱責を連想するかもしれませんが、もっとやさしく簡単に叱ることができるのが、確認です。「~を忘れた人は立ってごらんなさい」これだけです。「廊下を走ってしまった人は立ちましょう。明日から、気をつけようと思う人は座りなさい」これだけです。このような確認を繰り返していくと効果があるのです。

2006年3月 1日 (水)

施設開放

今日の放課後というか夜は、学校の施設を利用する団体の日程調整や利用の約束の確認などのための会議がありました。地域に開かれた学校にするには、施設の開放は必要です。休日や夜間に校庭や体育館を使いたい団体はたくさんあります。お互いに調整して約束を守って使うための会議です。その会議等の事務的なことを学校がしているのです。学校の仕事としてこのようなこともあることを知っておいていただけれると、学校が担う仕事の幅広さを理解していただけるでしょう。

2006年2月28日 (火)

いよいよ3月

いよいよ明日から3月です。学校現場は、年度末のフル操業に突入です。卒業のこともあり、そして、事務的なことから、子どもの指導まですべて、4月への引継ぎの準備にも入ります。3月は、1年のまとめと次の1年への準備の1ヶ月です。そして、異動もあります。1年で最もどたばたしやすい1ヶ月なので、少し早めに仕事に取り掛かるのがこの時期を乗り切るコツです。

2006年2月26日 (日)

ほめる

今、読んだ「コーチング一日一話」(本間、高原ほか:PHP)という本に細かくほめることが大切だと書いてありました。これは、教育すべてにあてはまりますね。一時間の授業で一人一回はほめられるようになると教師も一人前です。作業をさせているときに、机の間を歩いて、一人一人の手元を見たうえで、「ていねいだね」「うまいね」「その調子」・・・と声をかけます。一人一人に書いたノートをもって来させて、丸をつけてやり、「みやすい」「じょうず」「ていねい」「しっかりした字だ」・・・とほめます。このようなささやかなほめることを多く行うことが、人を育てるうえで重要なのですね。コーチングは、新しいことばなのですが、基本は教育であり、人の意欲を引き出し、人を育てることです。教師は、コーチングも含めて、新しいことを常に学び、自分の仕事を確認し、よりよい仕事ができるように努めたいものです。

2006年2月25日 (土)

キャンプが勝負

楽天イーグルスの監督の野村克也氏の「巨人軍論」を読んだ。「最初のキャンプが肝心だ」と述べている。選手の気持ちが新鮮で、「今年はやるぞ」と思っている集中力のあるときに「ガーンとかましてやる」のがよいというのだ。これは、教育でも同じである。新年度、担任の先生がまず行うのは、まさにこのことである。子どもの気持ちが新鮮なうちに「担任としての統率力」を見せるのである。それがうまくいくと一年間無事に学級を運営することができる。その大切な新年度最初の三日間を「黄金の三日間」(向山洋一氏)というのである。新しい年度になるたびに「黄金の三日間」を意識して実践することがどのようなベテラン教師にも必要なのである。

2006年2月23日 (木)

ビンゴゲーム

ビンゴゲームは、学習に使えます。授業に使えます。漢字ビンゴに、九九ビンゴ、都道府県名ビンゴに理科用語ビンゴ・・・いろいろ楽しめます。書かせて考えさせて、確認させるので、知識の定着にも役立つゲームです。お勧めです。

2006年2月22日 (水)

最後は「人」・教師力

市の教育センターで各学校の「学力」対策についての情報交換がありました。各学校とも、結局は、指導者次第、教師の力、総合的な人間力・・・ということになりました。時間の確保やシステムも大切ですが、子どもたちにとって最も影響があるのは担任等の指導にあたる教師です。教育環境の影響の最大のものは、家庭であり、学校であり、保護者であり、教師なのです。大人が、大人らしく、振舞えるようになることが教育再生の近道です。小さなことをこつこつと努力して積み上げる勤勉さを誠実さを大人が取り戻せるように、わが身を振り返る毎日です。

2006年2月21日 (火)

簡単なことから

授業は、「できそうだ」と思える簡単なことから入ると、全員のやる気を喚起することができそうです。やはり「できそうだ」という知的な刺激が意欲を高めるのでしょうね。この助走ともいえる授業の初めがうまくいくと子どもたちをスムーズに学習の世界へと誘うことができます。学習でも助走は重要です。

2006年2月20日 (月)

早寝、早起き、朝ごはん

早寝、早起き、朝ごはん・・・・これが大切です。この生活習慣を身につけさせてください・・・。なんていうことを新入学の保護者に話さなければならない時代になっています。すっかり生活が大人と同じになってしまっている子どもがたくさんいるのが現実です。この現実に立ち向かうには、学校だけではとてもかないません。社会全体で以前の当たり前の状況に戻す努力が必要です。一日五分、子どもの相手ができる親が必要です。そして、その親の悩みを受け入れる地域が必要です。痛ましい事件を未然に防ぐためにも・・・・・・・・・。

2006年2月19日 (日)

現場と行政

18年度の施策が行政サイドで決まる時期になりました。それに応じて現場は何らかの対応を迫られます。トップダウンといえば、その通りなのですが、生活や文化が変わりつつある地位社会、社会の変化に伴う家庭の変容、追い込まれている保護者の行動による悲劇、学力の低下、個性的な子どもたち、社会性が未熟な子どもたち、学校だけでは、システムだけではとても対応できない状況になりつつあります。行政には、人事権や予算権がありますが、学校現場には、それを解決するための手段として、配置された今いる「人」しかありません。そうです。教師です。教師の総合的な人間力(教師力)が今、もっとも問われています。子どもにとって価値のある実践をするために学び続ける、志のある教師が必要です。くじけそうになる同僚を具体的に支え、どうしても難しければ退職を促すぐらいの志のある教師が今求められています。今後、行政は、「人」を育てることをメインにしていかなければならないと思われます。

2006年2月18日 (土)

ノート

毎時間、一人一人のノートを見てやって、赤えんぴつで丸をつけてやると、子どもたちの意欲が高くなります。努力した結果を見てもらえる、評価してもらえる喜びがあるようです。できたら、ノートを持って見せに来させるだけですから、教師も難しくはありません。大切なのは、その場で説明したり指導したりしないことです。丸をつけるか「やりなおし」をさせるかのどちらかです。こうすることで、待たせる時間もなくうまく、ノートを見てやれます。

2006年2月16日 (木)

作文

今日は、作文を書かせました。TOSS代表の向山洋一先生の実践の追試です。教師がすることを詳しく書かせる実践です。教師がドアから入ってきて、何かの動きをしてそこまでの行動を文に書かせます。それを見せに来させて、点数を十点満点でつけていきます。1点か2点が続出しますが、「書き直し」をさせているうちに7点や8点が出てきます。詳しく書くようになっていくのです。特に教えなくても、作業をさせて、明確な評価を与えることで子どもたちは変化していきます。向上していきます。すばらしいものです。

2006年2月15日 (水)

オリンピック

トリノオリンピックが連日話題になっています。それに便乗して、教室でミニオリンピックを行いました。単なるゲームをしただけなのですが、「オリンピック」というだけで盛り上がります。行った種目は、「紙飛行機飛ばし」や新聞紙の「紙ちぎりのばし」、新聞紙の紙面から「の」の字をたくさん探す「のの字探し」でした。子どもたちは大喜びで、楽しんでいました。

2006年2月14日 (火)

展覧会

 今日の放課後は、市内の作品展の会場設営と作品展示でした。このような行事をするのも外部の方が思っているほど簡単ではありません。いろいろな準備があって、この日を迎えるのです。何事にも準備がものをいいますね。個人情報を保護するために作品を出品している者の名簿などはありません。今後は、さらにこの個人情報の取り扱いも難しい問題となってくるでしょう。

2006年2月13日 (月)

教育計画

次年度の計画を作っています。学校では「教育計画」とか「教育課程」と呼んでいます。次年度の行事の日程も含めた計画ができました。それをすべて文書にして一冊の冊子にまとめます。その編集作業も9割終了です。形だけは次年度への準備が整いつつあります。

2006年2月12日 (日)

もちかえり仕事

 教育(特に教員)にかかわっている者の仕事は、外から見るほど単純ではありません。授業のほかに事務仕事や、子どもや保護者にかかわることや他の機関との連携など、意外に多岐にわたります。しかし、これが全員ではないのがクセモノなのです。どの業界でも同じですが、全員で同じ量で同じ質の仕事をしているわけではありません。それで、公教育や公務員の仕事にも改革が必要になってくるのですね。タイトルのように、職場で仕事が終わらずに、仕事を持ち帰っている教員も少なくありません。要領が悪い、非効率な仕事の仕方をしていることは確かですが、そうではないこともあります。年度末、多くの教師が持ち帰り仕事をしています。

2006年2月11日 (土)

ベストはねらわない

「考えるトヨタの現場」(田中正知・ビジネス社)の中に「ベストをねらうな、ベターを目指せ」ということばが出てきます。ベストを目指していたのでは時間がかかり過ぎるというわけです。なるほど!です。常にベストを目指していたのでは、なかなか行動に移せませんし、失敗をしたくないために緊張もします。拙速といわれようとも、少しでも改善するベターを目指したほうが前向きで行動的だと思います。また、ベストを求めるがあまり「いい塩梅」にいかなくなることもあります。バランスが崩れるのです。何事もバランスは大切。ベストを狙わず、ベターを目指す姿勢を継続してきたいものです。

PTA

来年度のPTAの本部役員が決まりません。毎年のことですが、説得に苦心します。役員をするとよいことがある・・・と思えるような活動だとよいのでしょうが、「当番」のような仕事ばかりになってしまうのが現実です。そして、日中は仕事をもっている方がほとんどの時代です。役員を気楽にできる環境は整っていないですねえ。

説得は続きます・・・・・。

2006年2月10日 (金)

PTA

2006年2月 9日 (木)

かけ算ファイター

 今日は、6年生に久しぶりの「かけ算ファイター」をさせました。これは、インターネット上の学習ゲームです。TOSSランドというポータルサイトにあります。この学習ゲームは子どもたちに大好評です。6年生は、4年生のころからこのゲームをさせています。久しぶりにやったせいか、25分で最後までクリアできた子は、30人中3人でした。年度末の仕事がどんどん押し寄せてくる日々です。

2006年2月 7日 (火)

新入学児の参観

今日は、4月から1年生になる子たちが小学校を参観にきました。一年生の授業の様子をちょっとだけ見て、体育館で遊んで、校舎内をざっと見学して、校長室も覗いて帰っていきました。体育館で遊んだこととコンピュータ室にコンピュータがたくさんあったことが印象に残ったようでした。どのような期待を胸に入学してくるのでしょうか。受け入れる学校は、子どもたちの様子を見て、気を引き締めて入学を迎えようと覚悟を決めました・・・。

2006年2月 6日 (月)

天気予報

天気予報で、行動が変わります。特に、明朝に雪!という天気予報には敏感に反応して行動を変えます。明朝が雪ならば・・・出勤時刻を15分以上早めます。雪による渋滞・・・を予想するからです。ということで、明日は20センチの積雪が予想されています。よって、早めの出勤となります。そして、出勤する前に我が家の雪かきがあるので、さらに早く起きねばなりません。雪国ではないのですが、雪との戦いは存在します。

2006年2月 5日 (日)

具体的に

 プロ野球のキャンプが始まっています。監督や選手の動きが連日報道されていて、ニュースを楽しみにしています。中でも、楽天イーグルスの野村監督の動きに注目しています。一度解雇された投手やベテラン投手や一軍の機会が少ない投手にどのようにアドバイスしているのでしょうか・・・と。野村監督は、具体的にアドバイスしているようです。たとえば、「もっと手首を立てて投げろ」とか「もっと深く握って投げろ」というようにです。そのアドバイスを素直に聞いてその通りに投げると、本当に球が生き返るのだそうです。具体的なアドバイスで選手に変化を起こす・・・野村監督はさすがです。そして、夜のミーティングでは、人生論を語る・・・このバランスもお見事です。今シーズンは、野村監督の選手を育てるという点にも注目しています。

2006年2月 4日 (土)

風邪・・・

風邪の初期症状(鼻水、のどの痛み)が続いているので、病院へ行ってきました。予想通り、病院は満員御礼でした。薬を出してもらって帰宅してさっそく飲みました。学校というところは、1年中風邪での欠席があります。大人も多忙になり、免疫力が落ちてくるとすぐに、風邪をひいてしまいます。まあ、風邪は「時々、休養したら・・・」というサインだと思って、無理をせず、まず、病院に行き薬を飲んで休むことにしています。今日は、休養日です。

2006年2月 3日 (金)

午前8時

午前8時になると、学校の電話がなり始めます。欠席の連絡です。早い電話は、7時半過ぎから入り始めます。風邪、インフルエンザが流行るこの時期は、一度に立て続けに多くの電話があります。メモの途中でも電話に出ることもしばしばです。学校に人が確実にいて、自分が仕事に出る前の時間に電話をするケースが多いのでしょう。その時刻が午前8時のようです。電話を受けるほうも8時前に心の準備をして待つようにしています。

雪の日は、渋滞で遅れる職員からの電話も多いので、午前8時は、電話のラッシュアワーです。

2006年2月 2日 (木)

役員

今日の放課後は、県レベルの研究会の役員会でした。この1年間のまとめと来年度への方向性を確認する会議でした。教育界も少子化の問題による地域格差が出てきています。研究会の組織の見直しも必要となってきました。

また、夜は、PTAの役員を選考する会議でした。こちらも仕事と生活に追われる最近の家庭事情が反映され、役員の選考に手間取っています。毎年のことですが、説得に時間をかけてお願いするしかない状況です。これまた、組織の見直しが急務となってきています。

2006年2月 1日 (水)

仕込み

 授業には、ネタ(教材)や仕込み(事前の準備)が欠かせません。そんな中で、手間を惜しまなければ簡単にできるのが、事前に赤えんぴつでうすく書いておいてあげる配慮という仕込みです。(これをするとプライドが傷つく子もいますので子どもの気持ちの把握が大切です。)意欲を喚起して、授業に引き込みたい子に、授業前に、うすくノート書いておいたところを書かせるのです。すると、ほかの子よりも早いか同じぐらいの速さでできます。それを大いにほめます。こうすることで、その配慮を要する子は、ぐっとやる気を出して、授業にのってきます。ちょっとした仕込が、子どもに変化を起こします。

2006年1月31日 (火)

支援

 今日の放課後は、危機的な環境にある子どもたちを支援するために、地域の関係者が集まって会議をしました。解決の具体的な方向を出すという覚悟を持った会議は、わかりやすくてありがたい会議です。いつまでにだれが何をどのようにするかを明確にしていくことの重要性を改めて確認できた会議でした。子どもをめぐる環境はどんどん悪化しています。すべて大人の責任です。大人が具体的に動かなければ何も変わりません。目の前の事実を変えるために前向きに行動して行きたいものです。

2006年1月29日 (日)

日の出

 毎朝、6時ごろに愛犬と散歩をします。毎日歩いていると、最近特に、日の出が早くなってきたことを実感します。風も心なしか、春めいてきているように感じます。気温はやっと平年並みに戻ったところなのですが、これまでが寒すぎたので、平年並みの気温でも暖かく感じるようです。このような気候の変化に気づき始めると、学校という現場は、卒業へ、入学・新年度へと一気に走り出します。子どもたちから手を離しても、目と心だけは離さない様にして、年度末を大切に過ごすことが、充実した一年の締めくくりとなります。

2006年1月28日 (土)

勉強会

今日は、私の主宰する研究会の勉強会でした。この勉強会を始めて15年になります。継続は力・・・とはよく言ったもので、今の自分の仕事の力は、この勉強会の積み重ねが大きく影響しています。あとは、職場で、与えられた仕事を工夫しながら片付けてきた結果ですね。小さな努力を積み重ねることが未来を切り開いてくれます。そして、根気よく当たり前のことを継続することは、人間をも磨いてくれると思っています。

2006年1月27日 (金)

赤えんぴつ効果

 授業中に意欲がなくなってきている二人の子に、課題を「赤えんぴつでうすく書いてやって」なぞらせてほめるという作戦を始めました。始めて2日目で、「もっとやっていいですか?」「もっと書きたい」という声を聞きました。そして、2日目は、立ち歩いたりせず、飽きずに課題に取り組むことすらできました。恐るべし「赤えんぴつ効果」!すばらしい「赤えんぴつ効果」!やはり、できそうなことをさせて、できた実感を持たせてほめる・・・というのは、意欲を喚起します。

2006年1月26日 (木)

相談

 今日の放課後は、保護者の相談を受けて、これまでの保護者の努力を認め、話を聞きながら、アドバイスをしていました。多くのことを扱わずに、簡単なことを少なくやらせて、できたらすぐにほめる・・・ということを繰り返しアドバイスしました。また、してほしくない行動は、無視して、その問題となる行動を止めたらすぐにほめる・・・ということもアドバイスしました。さらに、専門機関への相談も勧め、スムーズに相談活動は進みました。

2006年1月25日 (水)

ケース会議

 今日の放課後は、事例について検討する「ケース会議」を2件行いました。このようなケース会議を行うことで、組織として、具体的にどのように事例に対応するかを決めています。事例の課題によって、それぞれの専門機関に連絡をとり、お互いに何ができるのかを明確にして行動に移していきます。場合によっては、各専門機関から来ていただいて会議を持ちます。一人ではとても解決できない課題が多くなってきていますので、教育の現場で組織として行動する場合には、土台となるこのような会議は不可欠となってきています。

2006年1月24日 (火)

PTA

 今晩は、21時までPTAの役員会でした。夜の会議は、少ないほうがよいのですが、日中は出席できる役員が少ないので、どうしても夜に会議をもつことになります。防犯のための下校時の巡視や次年度の委員の決め方などの話をしました。年々PTAの役員を決めるのに苦労しているのが現状です。常に「いい方法はないか」と考えてはいるのですが、なかなか名案が浮かびません・・・。

2006年1月23日 (月)

会議

 今日は、月に一回の定例会議でした。定刻終了でした。会議の企画を担当して3年目ですが、定刻に始まらずとも、定刻に終える・・・ということ意識して企画してきました。3年間で36回の定例会議ですが、そのうち2回しか時間を10分以上越えたことがありません。これでも不満ですが、予定時間を越える会議が多い中、時間にはこだわって企画運営しています。

2006年1月22日 (日)

正しさを基準にした経営をする

 江口克彦氏の「上司の哲学」(PHP)を再読しました。読んでいたら、偶然「正しさを基準に経営をする」という言葉に出会いました。まさに、時局にぴったりです。株をめぐっての事件が起きている中、法的にだけではなく、道徳的にも正しいと考えられる経営が求められるのは当然でしょう。社会のためにとか、世の中に役立つために、人に喜んでもらうために・・・というような私利私欲とは別の志が仕事には必要だと痛感しながら、「正しさを基準にした経営をする」という言葉をかみ締めました。このような哲学を改めて伝えることが必要な時代になりました。

2006年1月21日 (土)

小事が大事を生む

 野村克也氏の「野村ノート」を読みました。その中で、イチローを例に出しながら「小事が大事を生む」ということを述べています。小さな事の積み重ねが大きな事を実現させるという内容です。野球に限らず、何事にも通じる原理原則だと思って読みました。さすがは、「教育こそ監督に求められる第一の使命」と考える野村氏です。仕事を通して、人間形成を行うという理念がプロ野球にも必要と考えるのは、選手寿命を考えると、非常に大切だと思います。

クレーム処理は宝

 昨日は、クレーム処理に仕事の時間の8割を費やしました。お詫びと訂正や修正の電話連絡と今後の対応を楽しみました。実に、勉強になることの多い、クレーム処理です。多くの処理をしていると、「カチン」と来ることが激減しますね。相手の話を素直に聞くことができるようになり、相手の考えを受け入れた対応ができるようになるから不思議です。もちろん、上司との報告、連絡、相談が前提ですが、上司が、「いい塩梅」な考え方の方だと、大変ありがたく、勉強になることも増えます。

 帰宅が予定よりも3時間遅くなりましたが、とても有意義な一日でした。クレームは宝です。

2006年1月19日 (木)

事務局

ある公の研究会の事務局を担当しています。傍で見ているよりは楽ではありませんが、苦しくもありません。要は、前向きに考えて、ため息などつかずに、行動的に仕事をしていけば何とかなり、楽しくなってきます。

今日の放課後も、その研究会の常任委員会やら、活動班ごとの打ち合わせやらを事務局として無事に乗り切りました。前向きにすぐに行動する!これがなんとかうまくいくコツですね。

2006年1月18日 (水)

新幹線車中で5冊

 出張で、新幹線に乗りました。車中で次の5冊を読みました。

清水義範 『「大人」がいない・・・』(ちくま書房)

齋藤 孝『教育欲を取り戻せ!』(NHK)

神部健二『リコー流「売れる社員」の現場力』(PHP)

スタンレー・コレン『デキのいい犬、わるい犬』(文藝春秋)

ジェニー・リー『あなたの犬バカ度を測る』(文藝春秋)

2006年1月16日 (月)

卒業に向けて

 今日の放課後は、卒業式について委員会を開いて相談しました。いよいよ、卒業式に向けて具体的な動きが始まります。卒業式、入学式の準備が具体的になり始めると、あとは、3月末まで、一気にわき目も振らず駆け抜けてしまうように過ぎていきます。子どもたちにとって、少しでも価値のある50日にしたいものです。

2006年1月15日 (日)

小さな実践の一歩から

 鍵山秀三郎の「小さな実践の一歩から」(致知出版社)には、【だれにでもできる簡単なことを、だれにもできないほど続けてきた。】という一節があります。これは実に示唆に富んでいます。これが平凡な者が成功するコツなのでしょう。成功するまで続けることが成功の秘訣なのですね。

 明日からの自分の現場での仕事に生かして生きたい一節でした。

 大きな志のためには、小さなことを積み重ねることも大切なのですね。

2006年1月14日 (土)

冬休み明けの週

 冬や休み明けの一週間が終わりました。来年度の計画作成や入学と卒業の準備入りました。それらの会議や文書作りが放課後の仕事となりました。また、専門機関との連携で指導をしていく必要のある子のケース会議も、専門機関の方も交えて行いました。

 それとは別に、市の研究会の事務局の仕事もあり、パソコンとお友達になって、夜までの仕事となった一週間でした。戸締りと火の元の確認に気をつかいながら退勤する日々を送りました。

 子どもたちは、いたって元気に過ごしておりますが、そろそろインフルエンザで欠席という連絡も入り始めたので、要注意です。

2006年1月 9日 (月)

冬休みの読書記録

今日から、ブログを始めます。ブログの名前の通り、教育系の日記です。

 仕事をしながら、正月は、読書で充電しました。以下が、読んだ書名です。

1 サーバントコーチング:薮原秀樹:明日香出版社:¥1575
2 97敗、黒字。楽天イーグルスの一年:神田憲行:朝日新聞社:¥1200
3 機能不全家族:西尾和美:講談社:¥724
4 生き方:稲盛和夫:サンマーク出版:¥1700
5 人生、道を求め 徳を愛する生き方:安岡正篤:致知出版社:¥2000
6 気づく力:畑村洋太郎ほか:プレジデント社:¥952
7 時間とムダの科学:大前研一ほか:プレジデント社:¥952
8 天風先生の教え:森田浩一郎:ゴマブックス:¥1300
9 人生二度なし:森信三:致知出版社:¥1600
10 小さな実践の一歩から:鍵山秀三郎:致知出版社:¥1200

11 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?:吉田典生:日本実業出版社:¥1400
12 明日を切り拓く手塚治虫の言葉201:手塚治虫:ぴあ:¥1200
13 わが人生に刻む30の言葉:牛尾治朗:致知出版社:¥1200
14 向山洋一全集43・49:向山洋一:明治図書:¥2900・¥2260
15 大森修国語教育著作集第8巻:大森修:明治図書:¥3300
16 教育法規 ミニマム・エッセンシャルズ:菱村幸彦:教育開発研究所:¥2300
17 あとからくる君たちへ伝えたいこと:鍵山秀三郎:致知出版社:¥1000

年明けから、テレビを敬遠して、隙間時間の積み重ねで濫読しました。
1冊だけ勧めろと言われれば、「97敗、黒字。楽天イーグルスの一年」ですね。

 明日から、学校には、子どもたちの姿が戻ってきます。楽しみです。

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