正しい方向での工夫と努力
「楽天が巨人に勝つ日」 田崎健太 学研 本体740円 2008/03発行
この本のサブタイトルは「スポーツビジネス下剋上」です。 このサブタイトルで、この本の内容の想像がつくでしょう。 スポーツの勝敗そのものではなく、スポーツをめぐるビジネスの工夫や考え方を、「戦い」のように数字を出しながら事実をもとに書いています。実に興味深い本です。 筆者は次のように書いています。 「国際化と地元密着、これに健全経営を加えた、3つが21世紀のスポーツ競技のキーワードであると僕は思っている。」 このような問題意識のもとに「経営」に焦点を当てて、筆者はJリーグや四国独立リーグのことも含めて、詳細な数字をもとに「スポーツビジネス」の変化を未来を予測するかのように書いています。 新規参入の初年度から黒字を計上した楽天球団の考え方や努力と工夫は、スポーツビジネス以外のビジネスでも大いに参考になります。 本書を読むと、顧客(消費者)のことを考えた正しい方向での工夫と努力が、すべての仕事において求められているのを実感します。


最近のコメント